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国立モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」 [バレエ]

急に思い立って、国立モスクワ音楽劇場バレエの「白鳥の湖」を観にいくことにした。
このバレエ団、長ったらしい名前がついている。
「スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念」というものだ。
というわけで、通称はダンチェンコ。

さて、この「スタニスラフスキー」。
ハリウッド映画が好きな人なら聞いたことがある名前だと思う。
よくハリウッドの俳優が習った演劇メソッドとして「スタニスラフスキーメソッド」というものを聞く。
その「スタニスラフスキー」なのだ。

バレエなのに演劇メソッド。
今回の「白鳥の湖」はブルメイステル版。こちらの版は結構演劇的と言われている。
あまり記憶にないので、たぶん観たことないのだと思う。
なのでせっかく来日しているのだから、見たいではないか!

当日券を購入してみたのだが、東京国際フォーラムCホールなので
比較的どんな席でも観やすいから、あまり席選びに悩まなくて済む。
とりあえずS席を希望すると、2階のサイド席があるという。
こちらの席は、1階に張り出した形となっていて、壁際なんだけど
高さが少しある分とっても見やすい席なのだ。
ラッキー!

客入りは、そこそこ。
本日はたぶんファーストキャストで、オデット&オディールがタチヤーナ・チェルノブロフキナ。
ジークフリート王子は、少し若そうな(?)ゲオルギー・スミレフスキ。

ブルメイステル版は初心者にわかり易い版ではないだろうか?
通常は演奏のみのプロローグで、オデットがロットバルトに囚われて
白鳥に変わったことがきちんと示される。
ラストも、白鳥のオデットが王子の力により人間に戻るシーンなのだ。

なにより舞台上のダンサー達を観ていると見飽きない。
群舞でも細かく演技をしている。
たとえば王子の友人達は、結構女たらしで村娘たちをさりげなく誘惑している。
道化だって、王妃(女王?)のマネをしたり、色々やっているし。

衣装や凝ったセットも、重厚感もあり華やかで1年の締めくくりには
かなり楽しめた公演だった。
でもセットが凝っているせいで場面転換がスムーズではなく
開演も遅れるは、休憩は延長されるはで、終演は22時15分くらい。
18時30分からの公演なので、終演後にご飯なんて思っていると大変な目に遭うので注意。

ちなみにブルメイステル版、私は以前見たことがあって、
好きな版だった。(プログラムを昔は買っていなかったので何版かわかっていなかった)


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