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2015/11/13 シュツットガルトバレエ「ロミオとジュリエット」 [ダンス]

クランコ版の「ロミジュリ」。
ボロボロとメンバーが抜けて行った後、生え抜きスターのアリシア・アマトリアンとフリーデマン・フォーゲルの主演で見た。

★キャストは以下(NBSのHPより)
キャピュレット公:ローランド・ダレシオ
キャピュレット夫人:メリンダ・ウィザム
ジュリエット:アリシア・アマトリアン
ティボルト:ロマン・ノヴィツキー
パリス:コンスタンチン・アレン
乳母:ダニエラ・ランゼッティ

モンタギュー公:キリル・コルニロフ
モンタギュー夫人:エレナ・ブシュエヴァ
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
マキューシオ:ダニエル・カマルゴ
ベンヴォーリオ:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス

ヴェローナの大公:ルイス・シュティンス
僧ローレンス:ルイス・シュティンス
ロザリンド:アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ
ジプシー:アンジェリーナ・ズッカリーニ、森田愛海、ロシオ・アレマン

カーニバルのダンサー:ルドヴィコ・パーチェ、ルイジ・ヤン、パウラ・レゼンデ、
               オスカン・アイク、ロジェ・クワドラド


うーん。クランコ版自体は嫌いではないし、わかりやすいと思う。
ただこちらが主演二人を見慣れてしまっているというところもあって
初々しさがないというか、手あかがついた感があるというか…。

フリーデマンは微妙に調子が悪いのか、ザンレールとかの着地がぴたっと止まらない。
しかしスタイルにも恵まれているし、初々しさはないけれど素敵なロミオではあった。

アマトリアンはとにかく痩せているので、子供みたいに見える。
ジュリエットというよりはかなり子供。
でも軽いせいか二人で組むことが多いせいか、クランコ版のリフト多用な振り付けも流れが途切れることがなくスムーズだった。

ティボルトのノヴィツキーは、もう少し悪っぽい演技でもいいかも。
クランコ版は、ロミオとマキューシオ、ベンヴォーリオと3人仲良しで、一緒に踊るシーンもあるのだが、余り一体感は感じず。

なんていうのか、全体的に以前見たときより薄味になってしまった感がある。

特にキャピュレット夫人は、以前見たときはマリシア・ハイデという贅沢配役だったので
今回の方は申し訳ないけれど不満あり。
ティボルトが死んで嘆くシーンが、とってつけたような手順となっていて、髪を振り乱すのも着衣が乱れるのも「まずは髪」「はい、次は衣類」という感じで本当に興ざめ。
お化粧もおじさんぽくて、遠目には違和感がかなりあった。

そしてなんといっても、今日のオケは本当にひどかった!
ここぞというところで必ず外すし、よろよろ〜としていて悲しくなってしまった。
ああもよろよろだとテープのほうがましとすら思えてしまう…。

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2015/11/1 デボラ・コルカー・カンパニー「BELLE」 [ダンス]

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いやいやいやいや、期待にたがわずとっても面白かった!
新国立の「ホフマン物語」、ナハロさんところのスペイン国立と、観たいもの満載な週末。
「ホフマン物語」はまた再演あるだろうし、ナハロさんところもまた来るだろう。
でも7年ぶりのデボラ・コルカーは次がいつかわからない!
前回迷って行かなかったら、こんなに待たされるとは。
ということでいそいそと行ってきた。

映画「昼顔」を題材としたストーリーがあるようなないような舞台だった。

意外にも最初はトウシューズ。
でもガチガチなクラシックではなくコンテンポラリーのポアント使いな感じ。

2015/10/24 マリー・シュイナール「春の祭典」「アンリ・ミショーのムーヴマン」 [ダンス]

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次週のデボラ・コルカーが見たくて、バットシェバの帰りにチケットカウンターい寄ったら、まだセット券があるという。
なのでつい買ってしまったのだ。「春の祭典」だし、いいかなーと思って。

「春の祭典」は、不思議な演目だった。
最初に上半身裸で黒い透け感のあるブルマー姿の女性がソロで踊る。
でも横向き多用で、激しい踊りでもないので
なんだか「牧神の午後」を観ている気分になった。
暗い舞台上でライトによって明るく白く照らされる肉体と黒いブルマー。
おまけにヘアスタイルは何箇所かで小さくお団子にしているので角みたいなのだ。
かなり前方の席で観たので、音楽ものたーっと聴こえていたし
「春の祭典」て感じは弱かった。
上半身裸を観た時には、プレルジョカージュ並みの暴力的演出ならどうしようかと思ったけれど杞憂。

総勢9名だったと思うのだが、入れ替わり立ち替わり踊る。
女性はみんなミニお団子なヘアスタイル。
男性で1人獅子舞的に髪を振り乱して踊るシーンがあったけれおど、その後は一つに纏めていたと思う。
で、ああこれは人間の春の祭典ではなく、動物的な何かの春の祭典なんだなーと気づく。
途中、チラシにも使われている長い爪のようなものを付けて踊るシーンもあるのだが、
カニのようなバルタン星人のよう感じでV字に開いて一列になって踊ったりと
ユーモラスなシーンもある。
でも好みかと言われたら、好みではなかった。

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2015/10/4 バットシェバ舞踊団「デカダンス」 [ダンス]


Batsheva Dance Company 1964-1980 MY STORY (English Edition)

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  • 発売日: 2013/09/12
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劇場までの所要時間を間違えて、なんと15分も遅れて到着してしまった…
一生の不覚すぎる……

というわけで中に入ると
「休憩時間がなく、演出上の都合によりチケット座席にお座りいただけません」と説明があった。
そして「対応席もなくなりましたので立ち見でお願いします」と……
なんと!立ち見とな!
遅れたのは自分が悪いのだが、本当に着席タイミングはないのか?

で立ち見をしていたけれど、数列前の通路側に空席があったので
タイミングを見計らってそこへ移動。
しかしセンター横のブロックなのだが、もうまったく見づらい!
前の男性がそう大きくない人なのだが、段差が少ないのでかなり舞台にかぶってしまうのだ。
これはつらい。

すると途中でダンサーが客席に降りて、客席からピックアップしていくというシーンがあった。
場内の照明も明るくなるし、ざわざわした雰囲気になったので
さらに数列前のセンターブロック通路側の席に移動してしまった。
センターブロックは千鳥配置なので見易い。
なんだサブブロックも千鳥配置にしなかったのだろう?

で、ここから漸く落ち着いて観られた。
半分くらいしかじっくり観られなかったけれど、本当に面白かったので
大分公演への遠征を本気で考えてしまった。
しかしシフト変更がどうやってもうまくできず、断念。
海外公演に遠征、と思ったけれどこちらも近場でなくて断念。
悔しい!
というわけで、公演内容について、半分近く観ていない私が語るのもおこがましいので感想はこれくらい。
でも本当に面白かったんだよ!
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2015/8/2 New Adventures「THE CAR MAN」ソワレ [ダンス]

今回はこれで見納め。
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2015/8/1 New Adventures「THE CAR MAN」マチネ [ダンス]


ザ・カー・マン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • メディア: DVD



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2015/7/28 「兵士の物語」ソワレ [ダンス]

入り口に「U-25」窓口ができていた。
いくらで販売しているのか分からないけれど、そのおかげかそれなりに埋まっている。
で本日は唯一プレゼント付きのチケット。
ぴあから何やらメールが来て「グッズ付きチケット販売」とあったのだ。
すでに定価で3枚購入していたし、これ以上は日程的にも無理だわーなんて思いつつ
サイトを覗いてみたら、最前列があったのでつい購入してしまったのだ。
恐ろしい…
で、グッズは「どうせバッグだろ?」と考えていたら、なんと斜め上のフェイスタオルだったorz
そうだね、バッグはパルコカード勧誘でばかすか配っているものね…

1日お休みしての本日。
すっかり忘れていたけれど、日曜の公演でバイオリンが折れたんだよね。
ラストのほうの悪魔との対決時だったので、観ていて「あれ?こういう演出だったっけ?」と納得してしまっていた。
が、これアクシデントだったみたい。
本日の公演で、アダムがリュックからバイオリンを取り出すと
いきなりぶらーんと壊れている状態。弦も切れてるし(笑)
焦って直すアダム。それを無言で覗き込むサム。
というわけで無音状態が続いたけれど、アダムが適当に諦めて
壊れた辺りを握りしめて続行していた。
で、王女登場の辺りでやっぱり壊れてしまって、さすがに話の展開に問題が出るので
すすっとアダムが脇に入って、新しいバイオリンを持って出てきた。
アダムが踊りに戻った時には、サムが壊れたバイオリンをささっと机の下にしまった。

しかし今回のトラブルを見ると、小道具が壊れたことにスタッフは気づかないものなのかなぁ。
そしてサムだとまだまだアクシデントに上手く対応できないってこと。
無言になるのではなく、何か適当にアダムをいじれればよかったのだけどね。

土日に見た時より、全体的にはさらに良くなっているので
千秋楽辺りはもっと見応えがあるのでは?
私は観られないので残念なり。

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