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2009/1/10 スターズ・オン・アイス その1 [フィギュアスケート]

すっごく久しぶりにフィギュアスケートを観に行った。
「スターズ・オン・アイス(Stars on Ice / SOI)」という主にアメリカで開催されているショーの
日本公演である。
今回はSOIメンバーにゲストとして、日本人選手のほか
引退したばかりのジェフリー・バトルとステファン・ランビエールも登場する!
これは行かなくては!

というわけで、結構遅れてチケットを入手したけれど
そこはちゃっかりしている私のことなので、しっかり定価以下でアリーナSSの南側センターをget!

ちなみになみはやドームでのSOI、チケットはアリーナSS、アリーナS、
スタンドSS、スタンドSというような席分けとなっている。
ロングサイドが南北で、ショートサイドが東西。
そのうちアリーナSSは本当にリンク際で氷上にある1列のみ。
西サイドのみ6列くらいあったけど、東南北は1列のみの結構寂しい席。
南北は、アリーナSS席の後ろに低い壁があって、通路とアリーナSが数列設定されている。
なのでアリーナSの1列目でも、リンクまでは3m弱の距離が生まれていた。
アリーナSSとアリーナSの差額は5000円。
たった5000円の差なら、終了後に選手とタッチできるアリーナSSを手に入れたほうがいい。

しかし、なみはやの氷上席は半端なく寒かった。
東京の世界選手権の氷上席なんて、寒いうちに入らないかも。
なみはやでは誰一人としてダウンコートを脱いでいない。

私も旭川旅行に買ったブレスサーモの膝丈ダウンを着っぱなし。
足元は100円ショップで買ったフェルト中敷を入れたショートブーツ。
そしてこの日のために買った厚手のニットタイツ。
さらにニットのレッグウォーマー。
そこに薄手のフリースケット、中厚のフリースケットを巻いていた。
イスはパイプイスなので、もちろん中厚のフリースケットを畳んで敷いていた。
それでも足元がスースーする。
本当に寒いのでなめてかかってはいけない。

閑話休題。
さてショー。SOIメンバーによる群舞を合間にはさんで、
各メンバー、ゲストが1プログラムを披露する。
アメリカツアーでは、メンバーが2プロ披露したらしいが、日本ではゲストが多くて
1プロになってしまった模様。
それでも休憩含めて2部構成2時間半の公演なのだ。

【第1部】
★Acts of Random Kindness (John Debney)/ SOIメンバー
SOIメンバーのトッド・エルドリッジ、ジョン・ジマーマン、イリヤ・クーリック、マイケル・ワイス、
サーシャ・コーエン、佐藤有香、ジェニファー・ロビンソン、
マリー・フランス・デュブレイユ&パトリス・ローゾン、シュエ・シェン&ホンボー・ツァオが
純白でキラキラが多数ついた衣装で登場。
うわわー! と目が彷徨ってしまう。
一応順番風にリフトやスピン、ジャンプと一通り技を繰り出しているのだが
どうしても目がうろついてしまって、見逃しがちになる。
なんて勿体ないんだ、自分!!!

★Save the Last Dance for Me (Michael Buble)/ 小塚崇彦
そしていきなり小塚選手から。
ラベンダー色のシャツにグレーのVネックニット、
横に同色でラインが入ったタキシードパンツというスタイル。
なんて普通な衣装(笑)
でも比較的ノーブルな印象の小塚選手には似合っている。
チラチラッとお腹や背中が見えるのはファンサービスなのか?(笑)
それにしても端正なスケーティングで見とれてしまう。
手先が綺麗なんだよなぁ。
個人的にはジェフリー・バトル系だと思うので、ぜひ頑張って欲しい。
最後に有香さんが出てきて、ちょこっと挨拶&紹介。

★Memoirs of a Geisha (John Williams)/ 中野友加里
すっごく衣装が綺麗。もちろん中野さんも綺麗。
紫の小さな和傘を持って登場。濃い桃色の和風な衣装が嵌ってる。
ちょっと表情が固いかなーとも思ったけど、そこも含めて外人受けするプログラムだと思う。
実は中野さんを生で見るのは初めてで、とっても嬉しかった。
(あれ?世界選手権の公式練習で見てるかもしれないな)

★Eclogue for Piano and Strings (Gerard Finzi)/ ジェフリー・バトル
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n’∀’)n゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
アマ引退していなければ、競技会のFS用新プログラムとなっていたらしい
プログラムの日本初披露!!!!
夏の名古屋でのアイスショーに行かずバレエ三昧していたのを
引退したときにどれだけ後悔したことか…
というわけで、ニッコリにこやかなバトルを見ただけで、もう感無量…
黒のパンツに、紫(か濃い青)と黒のストライプのゆったりしたブラウス。
袖と背中に切込みがあって、一段明るい紫色がのぞくデザイン。
はぁぁぁ。
なんで引退してしまったんだろう、というくらい良い。
(でも1回ジャンプがすっぽ抜けたかも)
アララトのときと同じく、いかにもバトルっぽいプログラムでもっともっと見たい。
ついでに言うならば、やっぱりショーと競技会では本人も観客も緊張の度合いが違うから
競技会での張り詰めるような状態で見たいプログラムかもしれない。
ああ、なんて残念な…

★Angel (Natasha Bedingfield)/ ジェニファー・ロビンソン
だんだん記憶がうろ覚えに…
おおー、意外と(失礼)よいな、と思った記憶しかない…
どんだけ記憶喪失なんだ、私。

★I'm Gonna Find Another You (John Mayer)/ トッド・エルドリッジ
明らかに平均年齢を挙げているように見えるトッド。
しかし滑りはいい。ツルツルーと通り過ぎていく。
派手さはないけれど、やっぱりいいわ~
そして確かトッドの前に、金髪ロン毛のくるくるパーマに紫のノースリーブTに黒いパンツの
ハードロッカースタイルで誰かが出てきて、さらっと紹介をして帰っていった。
あれは誰?

★Desire (U2)/ マリー・フランス・デュブレイユ&パトリス・ローゾン
うおぉ~!
実はかなり好きなカップル。マリーとパトリスの大人な魅力にクラクラ。
特にパトリス、いい感じに大人で本当に格好いい。
でも恐ろしいことに年下だったりするわけで…
最後の決めポーズが真正面で、すっごく素敵で眼福だった。
マリーを起こすときに、さりげなくキスするパトリス。やっぱり大人…

★Romeo and Juliet (Prokofiev)/ ステファン・ランビエール
白いバラを一輪持って登場。
というか、ええー?!もうステファンもバトルも出ちゃうわけ?
2部はどーなんのよ?!という驚きもあったりして。
しかし、ステファンは雰囲気作りがうまい。
ちょっと甘くねっとりとしていて、役者だなーとしみじみ思う。
最初のジャンプで失敗していたけれど、全然気にならなかったな。
アマでも見たい選手だったけど、雰囲気作りの上手さ、濃厚さからすると
絶対にショー向きのタイプ。どんどんショーで滑って欲しい。

黒いブラウスに黒いパンツなんだけど
右のお尻に3cm四方くらいのツギが当たっているのが気になる。
そこだけ布が違うから目だって見えるんだけど、あれはツギではなくて
ブランドマークとかなのかなぁ。とればいいのに…
ところでラストは数席隣の前で仰け反っていた。
いいなーという気もしたけれど、結構いたたまれないかもしれない(笑)

ちなみに南から北東へ後ろ向きで首を振りながら滑っていくとき
間違いなく口が歌詞と連動して動いていて、滑りながら歌っているのが良く見えた。
よく歌えるよなぁ。苦しくないのか? と思いつつも、のってる証拠だと嬉しくなった。

★Hanamizuki (Eric Martin)/ 本田武史
ん?聴いたことあるけど誰の唄だっけなーと思ったら、一青窈の「ハナミズキ」を
男性が英語でカバーしているのだった。
エリック・マーティンて誰? と思って帰ってから調べてみると
なんとハードロックバンドのMR.BIGの人だった。何故に「ハナミズキ」?
でも私は一青窈さんの歌い方や雰囲気が超苦手なので、逆にエリック・マーティン版のほうが好き。
CD買おうかな。

MR.VOCALIST

MR.VOCALIST

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/11/26
  • メディア: CD


と、肝心の本田さん。
スピードもあるし、今でコレなら全盛期やいかに、というもので感じ入ってしまった。
彼が一番スケートがゴロゴロいう音が聞こえたかもしれない。

★Bolero (Ravel)/ 安藤美姫
うーん。曲と雰囲気は安藤選手にぴったりだと思うのだけど
いかんせん振付が…
ところどころ、どうみてもベジャールという振付があり、なんとも微妙な気分になってしまう。
例えば、体の前で手首を揃えて手のひらを下に向けてリズムを取るポーズや
両手を直角に上に挙げるポーズ。
合間合間に挟まれるベジャール風な振付は、バレエを見るものからすると
本当に気分が萎えてしまう。
特に関西では来週、シルヴィ・ギエムが踊るベジャールのボレロを見られるので
今の時期にこんな振付を見せられても、偽物とした思えないのだ。
でも本当に安藤選手にボレロの曲調は合っていると思うので
もう少しベジャール色を排除したボレロを作ってあげてください。
というわけで、せっかくの安藤さん、別のプログラムで見たかったな。

★Sock Him in the Jaw (Paul Englishby)/ SOIメンバー
SOIメンバーが再び登場。全員お揃いの衣装で、グレーのキャスケットを被っている。
パンツはダボつき気味のグレーで、赤いサスペンダー、
グレーとオフホワイトの太目のボーダーTシャツ、その上に黒白チェックのベストを羽織ってる。
靴がスケートシューズの上にカバーがかかっているようで、それが赤いバスケットシューズ!
凄く可愛かった。
しかしこれも目が彷徨う。
でもつい目が行くのが、ホンボー・ツァオ! いやぁ、スゴイ顔芸です…
こんな人だったなんて…。
またキャスケットが妙に似合っていて「戦後闇市」みたいなワードが浮かびました(笑)
最後は有香さんを基点に女性陣が一列にぐーるぐーると大回りするところに
男性陣が一人ずつ追加されていくというもの。ラストはマイケル・ワイスでかかとでのイーグル。
盛り上がったところで、1部終了。


長いので2部は次へ。


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