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映画「ディーバ」 [映画]

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やっぱりいつ観ても面白い!

この映画を初めて観たのは、確か80年代後半ではなかったかと思う。
少なくとも「IP5」の公開時には、もう「ディーバ」を見ていて
ベネックス作品なら見なきゃ!と思った記憶がある。
ただ「ベティ・ブルー」はいまいち好きではなかった。
世間一般的には、「ベティ・ブルー」>「ディーバ」って感じなんだよね。
でも「ベティ・ブルー」があったから、多分「ディーバ」も再映されて
そのおかげで「ディーバ」にはまれた訳だから、「ベティ・ブルー」の存在は大きい。

ジャン=ジャック・ベネックス監督は、作品数が少ない。
「ディーバ」、「溝の中の月」、「ロザリンとライオン」、「ベティ・ブルー」、
「IP5」、「青い夢の女」の6本しか長編映画はない。
個人的には「ディーバ」が一番。次が「ロザリンとライオン」と「IP5」。
それにしても「ロザリンとライオン」はDVD化していないし
ほかも軒並み売り切れ状態。
どこかで「OTAKU」も含めて、ブルーレイのBOXでも出して欲しい。

で、「ディーバ」。
これが監督の初長編作だとは思えない完成度だと思う。
作家みたいに1作目はずーっと練りに練っていたやりたいことが
詰め込まれているから、完成度が高かったのかもしれない。
サスペンスもラブロマンスもコメディ要素も、本当に素晴らしいバランスで成り立っていて
見ていて本当に飽きることがない。

作品の主要人物中、唯一の大人のゴロディシュは、いま見ても謎の男で格好いい。
そして主人公のジュールの素朴な佇まいは、いつ見ても胸キュンだ。
ベトナム人少女のアルバの突拍子も無い服装も可愛らしい。
ディーバのシンシア・ホーキンス演じるウィルへルミナ・フェルナンデスは
本当に本当にディーバだと思った。
何回見ても、冒頭の「ラ・ワリー」の歌唱で拍手をしたくなってしまう。

ああ、久しぶりに映画館の大音響でこの映画を観られて
本当に幸せ…
もう一回観に行きたいな。




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