2013/12/5 グランプリファイナル2013 １日目

試合後の博多駅前。
ライトアップがきれい～！でも疲れているので堪能している余裕はない(笑)

本日はシニアの女子と男子のみ観戦。
ジュニアは東京からの移動時間もあるし、さらにチケットを譲っていただける方のご都合もあって観戦しないことにした。


まずは男子。
６分間練習で、なぜか密集してぶつかりそうになったりしていた。
やーめーてー！
ソチまで後少し、誰も怪我せずに臨んでほしいよ。

練習では結構みんな調子良さそうだったのに、意外とあれれ？

ハン・ヤンのSPは、TVの解説で佐野稔さんがしきりに「面白くて僕は好きだなぁ」と話していたのを思い出した。
確かに面白い。
TVで見ているより、生で見ていると間の取り方とかよくわかる（気がする）。
しかし五輪てときに結構冒険プロだなぁと思うが、他とはかなり違う路線なのでいいのかも。
ただあまり調子はよくない。
というかハン・ヤンはムラがある気がする。
３Aは相変わらず豪快だった。

織田くんはジャンプ失敗が勿体なかった。

コフトンは、終了後あまりにも落ち込んでいてかわいそうなんだけれど
「元気だせよー」と笑い飛ばしてあげたい感じ。
キスクラでずーっと下を向いていた。
まさか自分が最下位にならずに済むとは思ってもいなかっただろう。
私だって思ってなかったよ！

羽生くんは、凄かったとしかいいようがない。
昨年と同じSP「パリの散歩道」だけど、明らかに違う。
なんというのか余裕があるし、いい感じに力が抜けている。
ジャンプもすべてばっちり。４ー３が決まったときのオーサーのジャンプがよく見えて笑った。
これは高得点でるだろうなぁーと思ったら、なんとなんとの99.82！！！
もう少しで100点だよ！
いやぁ、いいもの観させてもらいました。

町田君は、直前の羽生くん見て力入っちゃったのかなぁ。
まさかの４回転失敗。
それどころか最後のコンビネーションが点に入らずということに。
ザヤック違反していたのは気づかずにいて
発表された得点を見て、あまりの低さにどうみてもコンビネーション分が入ってないとそこで気づいた。
ジャンプミスにコンビネーション点なしでは…
ただプログラム自体は、詩情溢れる本当に素晴らしいプログラムだと思うので
これからの全日本、できればソチ、世界選手権で完成形を披露してほしい。

パトリックもまさかのジャンプミス。
やっぱり動揺かなぁ。
でも「エレジー」も素敵プログラムだった。

というか今回の男子６人のプログラム、どれをとっても素晴らしい。
選手の個性や雰囲気にはまっているプログラムばかりだと思う。
コフトンのフラメンコプロも、長い足にフラメンコの足元がけっこうはまっていて見映えがした。
まだ若いからフラメンコ特有の深みや重みは薄いけれど、そこが逆に若々しさになっている。
やっぱりこの６人みたいに、個々人に似合ったプログラムって
本当に本当に重要だなぁと思う。
個人の技術、個性とプログラムがぴたりとはまっている時は
たとえジャンプにミスがあろうとも、見ていて満足感がある。

と、男子を見てしみじみとGPSとGPFの違いを感じたりした。


女子は羽生くんショックなのか、点がみな渋目に感じた。
もう少し点が出てもよかったと思うのだよね。

ソトニコワのカルメン、若々しくて少しスポーティなんだけど結構はまりプロ。
リプニツカヤは生でみると本当に可憐でいい。FSが楽しみ！
ワグナーは、ロシアンガールズと違う方向性で本当に格好いい。
大人っぽいというより、背伸びせずしっかりと「大人」な感じで好感度大。
選曲もいいわー。

そしてなんといっても真央ちゃん。
３Ａは決まったと思ったけれど、点の感じからするとアンダーローテなのかな？
でもなんというか完成形を見た気がした。
あの優雅さ、上品な感じは、今は女子ではあまりいないタイプ。
泣きそうになってしまった。（泣かなかったけど）


いや、今日は羽生くんと真央ちゃんの日でした。