映画「百円の恋」 [映画]
安藤サクラでなければ、無理な役。
色んな意味でイタイ話だった。
主人公の一子は転機が3回やってくるわけだか、それに合わせて笑えるシーン数も変わる。
その転機のうちの一つ、レイプは本当に必要なストーリーだったのか?
少し疑問が残る。
あんななよっとしたおっさんであっても、男性の力には勝てなかったこともあって
ボクシングに目覚めるというのは、わかる気はする。
けれどもたぶん「転機の一つ」としてレイプが描かれていることが不満なんだと思う。
そうは言ってもテンポも良く面白かった。
が、もう1点不満があるといえば、私はラストが不満だな。
一子が試合に負けて泣きじゃくって狩野と二人で帰るシーン、
個人的には一子には泣きじゃくりながら狩野を置いていって欲しかった。
だって狩野って結局はダメ男じゃない?
そこに行ってしまうのかーという残念感が拭えない。
一子ひとりで負けを噛み締めて欲しかったと思うのは、孤独過ぎるのだろうか?
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