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2015/8/20 「エリザベート」マチネ [ミュージカル]

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今日で最後かも…というかもうチケット手に入れられる気がしない…

結局手持ちチケットなしで開幕して、チケット4公演分手に入れたのはラッキーだったと思う。
でもどうしてもどうしても井上トートがもう一度観たかったのだ。
シシィは花總さんに限ると思っていたけれど、残り公演数が少ない今、
背に腹は変えられない。
というわけでなんとか譲っていただけたのが、蘭乃さんと井上君の日。今日で5公演目。
蘭乃さん観てから1ヶ月も経っているし、上手くなっているかもーという期待は
のっけの「パパみたいに」から、盛大に裏切られた。
パパも大概なんだけど、もう笑うしかないくらい酷かった。
全てが不安定な歌。演技は以前観た時より、いろいろ動作していたけれど
頑張りどころはそこではない!と声を大にして言いたい。
歌がダメなら演技でって思ったのかもしれない。
しかしそれは最低限歌えた上での話なんだよね、ミュージカルなんだから。

でもおかげでもうシシィに注目する必要はないな、と判断できたので
じっくりじっくり井上君に注目することにした。

井上トートは、以前よりエコー控え目になっていたし、
歌い方も気持ちロック寄りになっていた気がする。
そして花總さんシシィの時と違い「俺が主役だー」くらいの意気込みを感じた。
そうだよね、本主役が歌で引っ張れないなら、トートが頑張らないとね…。

芳雄トートは、指先まで気を抜かず、美しい形をキープして踊っているので
結構踊りが印象に残るんだなぁ。
ただ、階段降りる時は結構足元を見ているのが気になる。
もう少し視線を上げてくれるといいのに。

そして本日のルドルフは京本ルドルフ。
城田トートの捕食者!みたいな感じはないけれど、いいように操っている感が強いのは芳雄トート。
京本ルドルフは本当に翻弄されまくり、操られまくりで哀れになる。
が、な、な、なんかチューが、チューが長いんですけどーーーーーーー?!
えっ? まだちゅーしてるの???という状態で、ちょっと白眼になりかけてしまった。
ひゃー!
でもひゃーとは思うけれど、もうちょっとさらっとしても十分面白いし、
そんなに狙わなくってもいいのよ、と思うのだな。

尾上ルキーニは、前回より下品になりつつあった。
結婚初夜前の雄叫びは2回だとやりすぎ、1回で充分かな。
ハプスブルグの凋落に合わせて、表情が変わっていくところ、
よく見ていると分かりやすくて好き。
「けっ、ざまあみろ」的な表情から、『精神病院』でヴィンディッシュ嬢とシシィの対決で見せるシシィの孤独に気付いたときの表情とか。
確かに歌は高音を諦めて歌っているけれど、いいルキーニだと思う。
マダム・ヴォルフに頬にチューされて二度拭うところも、間がすごくいい。

そういえば「パパみたいに リプライズ」では、ちょっと眼を休めていた私。
いきなり歌詞を噛んだので、びっくりして眼が覚めた。
確か「こうごうよー」のところだった。
ええ?そこ歌い直すの?! びっくりよね…。


でも自分的びっくりは、ラスト。
シシィとトートが抱き合っている横にルキーニいるよ!
首に縄かけて、絞首刑を明示して転がってるよ!
ええええええええ?
今までの4公演とも全然気づいていなかった私って……
確かに今まではほとんどオペラグラスでトートとシシィのみをガン見していた。
でも足元のルキーニに気づかないものなのか?!え?自分よ!?
いや、最後の最後で気付くなんて遅過ぎる(笑)

カーテンコールでは、トートダンサーが後ろにはけて行くとき、
お一人だけつるっと滑ったのか転げて慌てていた。
そんなこともあるのね。

ああ、本当に面白かったけれど、次回はチケ取り頑張ろう。
というか「蘭乃さん?花總さん?どっちがいいのかなー」
「井上君はついにトートか…線が細くないのかな?」「城田トートは歌えるの?」
とか迷って、チケット取らなかった自分を責めたい。
ま、蘭乃さんのチケットを大量に持っていたら、それはそれで責めたくなっただろうけど。

ああ、再演が楽しみ!(てあるよね???)


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