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トリノ・エジプト展 [その他]

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ミキモト「パールの夢、バレエの記憶」 [その他]

今度は銀座のミキモトビル6階でのイベント「パールの夢、バレエの記憶」へ。
こちらは12月25日まで開催。
ちょうどミキモト前はクリスマス装飾で綺麗なので、銀座へ行かれたらついでにどうぞ(笑)

展示ははっきり言って、たいしたことはない。
スペースが小さいのでしょうがないのだと思う。
兵庫県立芸術文化センターの薄井憲二バレエ・コレクションの一部を展示している。
本物の衣装は1点。NBAバレエで上演した「レ・ビッシュ(牝鹿)」の衣装が2点。
他は紙ものが中心。
小さな紙による舞台模型もあった。

バレエ・リュスに関しての展示なので、バレエのプログラムなどが豪華ではあった。
ピカソやアンリ・マティス、マリー・ローランサンが表紙を描いているのだ。

なーんて贅沢な!と思うけれど、あの時代はそうでもなかったのかな。
今で言えば、誰の絵が表紙って感じなんだろう?
今は比較的前衛扱いで、100年後巨匠になりそうな人…
芸術に弱いので、想像が付かないわ。

小さくて薄いパンフレットが500円で販売されている。
それに今回の展示のほとんどが網羅されているので、しっかり購入。

シャネル銀座でオートクチュールドレスが展示されているというので
ミキモトの次はシャネル!と思っていたのだが
マリインスキーの開演時間が迫りつつあり、こちらも断念。
確かシャネルの方もクリスマスまでの展示なので
オートクチュールに興味がある人はどうぞ。


ちなみに本日は、都下の実家から明治神宮前まで出て
原宿→恵比寿以外は、メトロパスを使った。
私鉄駅から最寄の営団地下鉄駅までの1往復と営団地下鉄1日乗車券がセットになったもので
1日乗車券よりお得な計算になった。
私の実家からだと、私鉄往復分を除けば、510円で営団地下鉄が1日乗り放題なのだ。
実家に住んでいるときは全然気づいていなかった(もしかしてなかった?)けど
これからはコレを活用してみようっと。


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「ヴァン クリーフ&アーペル ザ スピリット オブ ビューティー展 時空を超える美の真髄 」 [その他]

東京都写真美術館から、今度は六本木へ移動。
森アーツギャラリーで
「ヴァン クリーフ&アーペル ザ スピリット オブ ビューティー展 時空を超える美の真髄」を見る。
しかし長い題名だな。

サルガドの後では、心の問題は別として
単純に貧富の物凄い差がある。

本当に目の保養にはなるけれど、たまに「個人蔵」とあって
世の中には本当にお金持ちがいるんだなーとしみじみしてしまう。
明らかに立派な庶民の私には、こういう展覧会以外では全く縁のない宝飾品の数々。
はぁー。ため息ついてしまうわ(苦笑)
まぁあんな巨大なダイヤやらがぶらさがったネックレスやイヤリングなんて
超肩凝りの私には、まず無理だから、憧れても無駄なんだけど。

古いデザインのものは、色々凝っている感じがするけれど
最近のデザインは比較的シンプルなあっさりしたものが多い。
それにしても新しいものには「アカデミー賞で○○着用」みたいな宣伝ばかりで
少し辟易する。

展示方法も凝っていて、透明な筒の中にぶら下げてあったり
透明な球体の中に置いてあったり。
でもこれ、結構見づらいのだ。
たとえばネックレスならば、後ろの留め金部分も見たいのに
球の後ろなので横から覗いても、ほとんど見えない。
もう少し考えて欲しかったな。

森美術館(上の階)で開催中の「医学と芸術展」も面白そうだったけど
この後、銀座でミキモトにも行きたいし、なんといってもマリインスキー・バレエがあるので
こちらの展示は諦めた。残念なり。
期間が長いから、また来れるかな。
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「セバスチャン・サルガド アフリカ 生きとし生けるものの未来へ」 [その他]

東京都写真美術館で、じいさん対決の後に見たのは
「セバスチャン・サルガドSebastião Salgado  アフリカ 生きとし生けるものの未来へ」
こちらは様々な世代の人で溢れていた。

絵本のような装丁の写真展集は2,200円。
小ぶりであまり荷物にもならなさそうだったけれど、購入しなかった。
ごめんなさい…
amazonにあるのは、大型本かな。

Africa

Africa

  • 作者: Mia Couto
  • 出版社/メーカー: Taschen America Llc
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: ハードカバー



アフリカを切り取ったモノクロの迫力ある数々の写真。
でも単に「悲惨」「貧しい」といった言葉だけでなく
アフリカの豊かな文化を感じさせるものもある。

このamazonにあるアフリカの写真集の表紙にも使われているのが
ディンカ族の牛たち。
後半にディンカ族の写真が数枚あったが、その中で若い女性の写真が
とても美しかった。民族衣装に身を包み、何かを見つめている横顔は
決然としていて、同情や哀れみを許さないような表情に見えた。

こういった写真展を見て、アフリカの現実の一部を知ることは
とても大切だと思う。
でもそれだけではなく、何かするべき時期に来ているのかもしれないなーと感じた。
さて、何をしよう?

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「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」 [その他]

「セバスチャン・サルガド アフリカ 生きとし生けるものの未来へ」を観に
恵比寿の東京都写真美術館に行った。
そうしたら「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」
同時期に開催していた。
まさか、同時期開催だとは思ってなかったわー

というわけで、まずはじいさん対決から。
平日昼間なせいで、空いている。
でも比較的高齢者が多く、最初の方の木村伊兵衛さんの写真の前で
あーだこーだ立ち止まって話している人が多い。
なぜかというと、入ってすぐが戦前、戦後の銀座や本郷、浅草の写真だから。
「あらー、あなた覚えてる?」「覚えてるわよー」みたいなオバちゃん語りから
じいちゃんたちの「この先にはホニャララがあって」みたいな雑談もあり
ついには監視員(?)さんに注意されていた。
懐かしいのはわかるけど、静かにしないとー。

個人的に好きなのは、木村伊兵衛さんの「秋田」という写真。
モノクロで、農家の土間みたいなところの写真。
土間と部屋の仕切りの木の引き戸にガラスがはめ込まれていて
そこから子供が顔を覗かせている。
その子供の向かって左下には小さな猫穴があり、猫もこちらを覗いている。
そんな他愛もない写真だけど、とってもホノボノする。

木村伊兵衛写真全集昭和時代〈第4巻〉秋田民俗

木村伊兵衛写真全集昭和時代〈第4巻〉秋田民俗

  • 作者: 木村 伊兵衛
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 大型本



あとは「パリ」という題の階段上から町の風景をとったもの。
鳩が乱れ飛んでいる写真で、いかにもパリらしく感じる。

木村伊兵衛のパリ

木村伊兵衛のパリ

  • 作者: 木村 伊兵衛
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 大型本




ブレッソンのほうでは、よく見かけるとはいえ
やっぱりトルーマン・カポーティの肖像が素晴らしい。
カポーティの才気溢れる佇まいがなんともいえない。

それに反して、ココ・シャネルの肖像写真は少し意地悪な目線を感じる。
1964年のシャネルなので、81歳くらい。
こちらの勝手な思い込み、誤認識かもしれないけれど
かたくなに自分のファッションを守っていて、少しずつ時代に取り残されていく
シャネルの姿が映っているような気がするのだ。
実際のところ、どうだったのだろう?

ポートレイト 内なる静寂―アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集

ポートレイト 内なる静寂―アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集

  • 作者: アンリ カルティエ=ブレッソン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 大型本




展示後半には、二人の写真家のコンポジットが並べられている。
いわゆるロールフィルムの現像したもの。(言葉間違えてるかも)
木村さんは、結構同じ構図を何回も撮り直していたりして
試行錯誤している風だった。

本当に今のデジカメって手軽だよなーと、こういうものを見るとしみじみ思う。
構図(たいした構図ではないけれど)に迷っても、すぐに確認できるし
撮っては消し、ということもできる。
プロは消してるようなヒマがあったら、どんどん撮るのだろうけど
失敗構図はなかったことにできる。
でもフィルムだと、失敗構図も全てがつまびらかにされてしまうわけで
自分の反省に使えるけれど、他の人にも見られてしまう可能性もある。
そもそも現像するまで失敗か成功か、意図したとおりになっているかどうか
全く判断できないのだから、難しいよなぁ。

以前は「カメラが趣味」というと、お金も手間もかかる大変な趣味というイメージだったけれど
デジカメのおかげで随分敷居が低いというか間口が広い趣味になり
シロートには大変ありがたいと、本当に思う。
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キム・ロッシ・スチュアートの出演作品のTV放送が!!! [その他]

たった今気づきました。
WOWOWのメルマガを読んでいて、小さな画像を見て
「あれ? これってまさかキム・ロッシ???」
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(WOWOWメールマガジンから借用)
そして番組HPを見ると、やっぱりキム・ロッシ・スチュアート。

番組HPはこちら⇒ http://www.wowow.co.jp/pg/detail/060422000/

ドラマ名は「自由へのトンネル」。
IMDBによるとイタリア名「Il tunnel della libertà」という2004年のTV作品ですね。

11月7日14:30~17:50までの前後編一挙放送です。

デジタルBSが受信可能ならば、WOWOWに加入連絡すれば
割とすぐに見られたと思います。
再放送は12月9日。デジタルWOWOWならば12月31日にも再放送ありとのこと。

私はWOWOWはまだアナログ契約なのですが
幸いなことに番組表にHVマークがなかったのが救い(笑)

予約しなくっちゃ。
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水都大阪2009(アヒルちゃんと泉布観) [その他]

10月12日(月)まで、大阪の中之島近辺では「水都大阪2009」なるイベントが行われている。
主にアート関係のイベントって感じ。

私の勤める会社が入っているビルの1階のピロティにも
いつの間にかアート作品が置かれていた。
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名づけて起き上がりこぼし3兄弟。
手前から「おだんごちゃん」「ソックス君」「ウィンナーちゃん」と勝手に名づけて呼んでいる。
起き上がりこぼしなので、いくら押しても倒れずにぐらんぐらんするだけ。
それだけなんだけど、色のポップさ、なんとなく馴染みある形というのがいい。


で、個人的にこのイベントのメインは、京阪または谷町線・天満橋駅そばの
八軒家浜にいる巨大アヒルちゃん。
オランダ人のアーティスト、フロレンティン・ホフマン氏の作品で
その名も「Rubber Duck」。
そのまんまやんかー!

昔バスクリンのCMでデニス・ホッパーが「あひるちゃーん」と呟いていた
あの子供のお風呂用アヒルちゃんを巨大化したものが
プカプカと浮いているのである。

なんでもホフマン氏は巨大化アートで有名らしい。
氏の公式HPはこちら ⇒ http://www.florentijnhofman.nl/dev/index.php

何度見に行っても、全く飽きなかった。
晴れには晴れのアヒルちゃん、曇天にも雨天にもその時々のアヒルちゃん。
もちろん朝な夕なにアヒルちゃん。
いつ見ても絵になる。

アヒルちゃんを見ていると、なんだかぽわーんと温かい気持ちになり
本当に癒される。

そんなアヒルちゃんは、こちら。
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ビル群を背後にのんびりしているアヒルちゃんは、非現実的。
笑うしかないって感じがする。

この画像は、間近でアヒルちゃんを見たいがために申し込んだ水陸両用車のツアー
大阪ダックツアー」の船上から撮ったもの。携帯なので画質はイマイチ。
ダックツアーの値段は大人1名3600円と結構な値段がするのだが
なかなか楽しい。
ツアーガイドさんも達者だし、大阪の中心地を説明付きで回れるので
関東からの移住者には値段分は充分楽しめた。
ダックツアーは、年中無休とのこと。
ただし、窓がなくジープやトラックの荷台のように外気に触れっ放しになるので
天候の良い日、気温が健やかな季節に乗るのが吉。
夏冬は、いろいろと耐えられないことが多そう(笑)
ダックツアーからアヒルちゃんを見るとこんな感じだった。
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どおおーんとアヒルちゃん。近すぎて全部が写らない(笑)
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こちらは中之島会場で購入して飲んだ「大阪サイダー」。
「有馬温泉サイダー」よりは炭酸が弱くて、甘い。
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そして個人的にはもうひとつ目玉のイベントが!
それは「泉布観(せんぷかん)」の特別公開!!!!
「泉布観」は、春の3日間だけ特別公開しているのだが、今回は特別に夜間開館もある。
今春は行けなかったので、これは超期待!
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夜間ライトアップでこんな感じ。
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中に入れるのは25人まで。
入り口にスリッパがあって、スリッパに空きができたら入場可能。
ちゃーんと入り口で采配振るってる人がいるので、みんな並んで待つ。
だいたい20分くらいの待ちだった。

中は絨緞以外の部分は、傷みがある(酷くなる?)などから進入禁止。
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シャンデリアも素敵だし、暖炉にはグリフォンがいる。
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1階内部から玄関を見るとこんな感じ。
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2階の廊下からバルコニーを眺めるとこんな。
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大きな鏡台の上部にはこんな凝った飾りが。
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長押みたいな部分にもこんな彫刻が。
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とにかく素敵だった。
行ってよかったので、ぜひぜひお勧めです。
ついでに「泉布観」への寄付も受け付けているようだった。
手持ちがなかったので、今回はしなかったけれど、振込みなどでもいいらしい。
寄付説明書をしっかりもらってきた。
カーテンなどの布類は、傷んだまま放置されていたりして
本当にこのまま朽ちてしまうのが勿体無い建物なので、ぜひぜひ寄付してください!

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宇治散策 [その他]

といっても、平等院と宇治上神社しか回ってないわけですけど(笑)

夏に一人で行って、とっても平等院がよかったので「宇治!宇治!」と連呼していたら
3連休に友人が行くというので、また付いていってしまった。
今度は、3人旅(ってほどでもないか)。
一人は宇治出身なので、おいしいお店を教えてもらった。

夏に行ったときは、夏の終わりの平日で昼食がとれそうなところは結構お休みしていて
なんとか「中村藤吉」で抹茶氷を食べただけ。
なので今回の昼食が楽しみ!

さすがに平等院は混んでいた。
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別料金でお堂内をみるツアーは、3時間後まで空きがなかったので断念。
でも平等院ミュージアム(鳳翔館)はやっぱりよい。
CGでぱぁぁーっと明るくなったお堂を見ると、昔の人って凄いデザインを考えるよなーとしみじみ思う。
いくら極楽を目指すとはいえ、あそこまで明るいとは…
そしてお堂内にいる雲中供養菩薩像がいい。
無心に踊ったり音楽を奏でたりする菩薩たち。
雲中菩薩だけの写真集があるので、こちらが超おすすめ。
こんな菩薩たちにお迎えに来てもらいたいわー。

心洗われた後は、ご飯。俗だ…
友人お勧めの「宇治抹茶料理 辰巳屋」さん。
昼とはいえ2時近かったので、「抹茶料理」は売り切れ。
お腹が空いていたので、宇治丸弁当にしてみた。

これがかなりのボリューム。
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奥がおかずで、竹の皮を開けてみるとこんな状態。
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さまざまなおかずが1品ずつ、芸術的というか所狭しと盛り付けられている。
その奥にはデザートがちんまりと…

これかなりのボリュームなので、よほどお腹をすかせていない限り
完食は難しそう。実際、私も少し残してしまった。
おいしいんだけどねー。量が… 

そして腹ごなしに宇治上神社にいき、宇治川周辺をぶらっとして
おやつタイム。

どうしてもまた行きたかった「中村藤吉平等院店」。
ここも激混み。30分以上待ったけれど、今食べないと氷は来年までお預けになってしまう!
というわけで、こちらが抹茶氷。
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ただし、普通は上にソフトクリームがのっているのだが
私はクリームが苦手なので、のせてもらっていない状態。
小どんぶりに山盛りに氷なので、結構食べ甲斐がある。
でもあんこも甘すぎず、ここの抹茶氷は好み。
なので量が多くても嬉しい♪

たくさん話して、たくさん食べて、ちょっぴり心洗われて
すっかり堪能して本日はお開き。
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ミヒャエル・ゾーヴァ展 2009 [その他]

200906211245000.jpg早起きはとにかく苦手。
でもミヒャエル・ゾーヴァさんのサイン会があるというので
頑張って朝からJR京都伊勢丹のえき美術館へ。
到着したのは、朝9時15分くらい。
でも既にかなり並んでる!
なんとかギリギリで100人内に入り、11時の回に入れた!
その後も続々と列が長くなり、3時の回も埋まりそうな雰囲気。
頑張って良かった~!

展示内容は、以前銀座松屋で見た時と半分くらいは違っていたかな。
ドイツの政党「緑の党」の初期の頃のポスターなどが初お目見え。

ちょいと大人向きの絵も1点ある。ニヤリ。
なんだかひょいとユーモアやシニカルさが覗くところが本当に面白い。

中では8分ほどのインタビュー映像が流れていて、それもじっくり眺める。
それにしても、以前の本「ミヒャエル・ゾーヴァの世界」で
「ちいさなちいさな王様」の作者アクセル・ハッケさんが、
ゾーヴァさんを「上塗り作家」と評していたけれど
あれはちょっと大げさに言っているだけかと思っていたら
本当にどんどんがんがん上塗りしているようで驚いた。
以前描いた絵が、上塗りの結果もうないって!!!!
そのエピソードはなかなかヘンクツというか、頑固そうな感じも漂う…

ちなみにインタビューは、美術館外の廊下に埋め込まれたモニターでも
別のシーンの約12分が流れているので、要チェック。
こちらには、ゾーヴァさんちの猫ハイジが映っていて、かなり可愛い♪

そういえば、展覧会冒頭に
この展覧会の作品中に間違いがあるとのゾーヴァさんの言葉がある。

①ペンギンバースデー(ある数字が抜けているらしい。インタビューを見るとわかる)
②クンストマン社読書推進ポスター(上塗りが現在も進行中(笑)らしい)

①は数え疲れてしまって、インタビュー映像中のネタバレを見てしまった。
②は全然分からない。どこなんだろう?

さてサイン会では、番号ごとに呼ばれる方式なので、混乱は全くなし。
ちょっとした雛壇上にゾーヴァさんがいて、その前にサイン待ちの人用のベンチがある。
ベンチは4列くらいあって、前の人たちにサインしているゾーヴァさんをじっくり眺められる。
て、ちょっとアブナイ人みたいだな、私(笑)
でもゾーヴァさんは、何だか自然体で、見ているとほのぼのする。
ちょっと乱れた髪、ごく普通のダンガリーシャツで
たぶんドイツではそこここにいそうなタイプ。
でも常ににこやか。
昨日200人、今日も既に80人にはサインして握手して、
場合によっては写真撮るためにまた握手して、と、こなしているのに、にっこにこしてる。
うわ~好い人オーラが溢れてる!
ついこちらもニコニコしていたら
ゾーヴァさんは待ってる人もさりげなく目配りしていて
気のせいか何回か目が合った。
大丈夫です、待ってるのも苦になりません!ということが
たぶん私の表情から読み取れたに違いない(笑)

好きな本の好きなページにサインを頂けるということで
場所は決めてスタンバイしていたけれど、ゾーヴァさんに先に「コニチワ」と言われて絶句。
あう~。すっかり失語症に陥ってしまった。
ゾーヴァさんのお隣には、作家でゾーヴァさんの本の翻訳者でもある、那須田淳さんがいて
ゾーヴァさんへの通訳をされていた。
(と動物的感で、勝手に那須田さんだと決めていたけど
 帰宅して那須田さんの公式HPを見て、間違ってなかったと一安心)
せっかくだから、謎の答えを尋ねるとか何か言わないと!
でも出てきた言葉はとっても月並みな
「この旅行を楽しまれますように」だった…へこむわ。

が、訳して伝えていただくと、思いの外喜んで貰えて
「オゥ!ほにゃららダンケシェーン!」とニコニコ顔で言われた。
いえいえ、こちらこそ「ダンケシェーン(´∀`)」。
那須田さんもありがとうございました!(もちろんその場でもお礼は言いましたが)

カメラを忘れたので写真はなし。
じっくりゆっくり撮れるなら携帯でも撮れるけど
ゾーヴァさんと後ろの人をお待たせして、あたふたするのもスマートではない。
残念だけど、しっかり覚えておけばいいからね。
ゾーヴァさんの握手は、力強いけどほわんとしていて、ゾーヴァさんの笑顔みたいだった。
ありがとう、ゾーヴァさん!

こちらは頂いたサイン。
200906211721000.jpg
どうしても「箱舟」の絵に欲しかったので、既に1冊持っているけれど
また「ゾーヴァの箱舟」を購入して、そこにサインをしてもらった。

ゾーヴァの箱舟

ゾーヴァの箱舟

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: BL出版
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 大型本



そしてなんだか、ついつい色々買ってしまった。
新刊の「ミヒャエル・ゾーヴァの仕事」、

ミヒャエル・ゾーヴァの仕事

ミヒャエル・ゾーヴァの仕事

  • 作者: ミヒャエル・ゾーヴァ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: 単行本


ドイツ語版「魔笛」、ケストナーの本、インタビューDVD…
そして「クマの名前は日曜」のジークレー版画(ジクレー版画?)なるもの。

クマの名前は日曜日

クマの名前は日曜日

  • 作者: アクセル ハッケ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本



全150部限定のうち会場で50部限定、ゾーヴァさんのサイン入りということだった。
サイン入りということは、そこそこ出来のいいもの
というかゾーヴァさんが納得できるもの、なのだろうと判断した。
価格も2万円以下なので、かなりお手ごろ。
他にも確か3種類の版画と、陶板(これは高かった)2種類があった。

でもジークレー版画って、高精細印刷のことなのでは?という疑問が残るけれど
原画はきっとどうやっても手に入らないだろうから、ま、いいか。
版画の到着は、8月下旬から9月下旬とのこと。ゆっくり待ちまーす♪

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2009/5/15 シティボーイズpresents「そして、黄金のキッス」 [その他]

久々。
某所からのお知らせメールで、プログラムプレゼント付き当日引き換えチケットがあり
ちょうど休みの日だったので行ってみた。
いや本当に久しぶり。
あれ? でもWOWOW放送のライブ@ライズが当選したから
あれ以来ってことか。
シティボーイズpresentsとしては、何年ぶりなんだろう?

ま、とりあえずかなり後ろの席に着席すると、周囲は不思議な年齢層。
大学生くらいの若い子がぽつぽつ、中間層(?)の私くらいは少ない。
で、いきなり50代以上が結構いる。しかもグループ。
少し謎な感じ。


演出が細川徹さんになってから、数回見ているような気がするので
そこまで違和感はない。
でも冒頭のネタ、そのままで終わっちゃったけど
あれ最後にもう一度出してきて、オチをつけてもいいような気がする。
というか結構そういうパターンが多かった記憶があるのだけど
それは三木聡さん演出の時のパターンだったんだろうか?

以下、ちょっとネタバレ。

きたろうさんのセーターについて、大竹さんが小声で突っ込んでいたけれど
小声過ぎて誰も反応せず。
でも大竹マニアな私はしっかり聞いていて反応(笑)
なんときたろうさんが着ていたセーターは私物。(そこを突っ込んでいた)
オフホワイト地にパステルカラーのブロックパネル柄。
中途半端な立ち襟にもなる襟がついているタイプ。
実はコレを着て出てきたきたろうさんを見て、どこかで見覚えがあるなーと…
確か、数日前か数週間前に見た「ごきげんよう」で着ていたセーターだった。
てことは、買取か? なーんて思っていたら
きたろうさんの自前らしい。そこも突っ込まれていた。

でも何より驚いたのは、その後にそのセーターを大竹さんが着ていたこと。
サイズ大丈夫なんだ…

斉木さんは、記憶にある舞台上の斉木さん(たぶんライブ@ライズの時)より
痩せていて、ちょっと安心。
まぁそれでも、メタボな雰囲気漂うおなかではあったけど。

中村さんは老けたなーという、とっても失礼な印象。

他にも演出の細川さん、助っ人?のふじきみつ彦さん、春山優さんが出ていた。
春山さんのおどおどっぷりは見事。
ふじきさんはこのメンバー内では、とーーーーーーっても普通。
普通すぎて、若干空気。でもこういうニュートラルな人は必要ですね。

音楽はカジヒデキ。
そうきたか。

オープニング映像は、たぶん007を意識している感じで
一昔前のスタイリッシュというか、そんな雰囲気。
「黄金のキッス」にかけたのか、ちょっとゴールドフィンガー風?
007好きの私には、結構ツボにはまるオープニングだったので、WOWOW放送が楽しみ。


それにしても、やっぱり観にいくたびに何か物足りなくなってしまう哀しさ。
どうしても3人の老いも感じるし、見ている自分ももちろん硬直化していて
あまり笑えなくなってしまっている。

もはや老人性懐古趣味になっちゃったのかも。
渋谷のジャンジャンでやった「鍵のないトイレ」以降数年の破壊力は凄かった。
翌日、笑いすぎて腹筋と頬が痛くなったものだった。
あんなに屈託なく笑うことってもうないのかなーと思うと本当に淋しいかも。

でもでも、シティボーイズの面々にはまだまだ頑張ってほしい。
できればもし、「もう舞台は無理だよ、俺たち」なんてことになったら
最後に布団祭りをぜひお願いしたい。
客席もひざ掛け持参で、ひざ掛け祭りを催すってことでどうでしょう?
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