2014/9/20 マシュー・ボーン「白鳥の湖」マチネ

たぶん私が観られるのは、年齢的にも最後なんじゃないかなーと思われるジョナサン。
スワンの最初ジュテ3連発が、ものすごーく軽やかでふわりとしつつも高くて
うおー！と気分が盛り上がる。
ジョナサンスワンは、大鷲のような荒々しさもありながら
父性という優しさもあって好き。

サイモン王子も10日以来だけど、10日に見たときより小芝居が増えているような。
でもサイモン王子は、孤独感よりも現状への不満感のようにみえる。
そう、まるで反抗期みたい。
なので、ほんのすこしだけ物足りない。

ジョナサンとクリスのペアもみたかったな。

2014/9/19 マシュー・ボーン「白鳥の湖」ソワレ

本日は姉と鑑賞。姉は初めて観るので内容を誤解しないか心配…

そしてビッグスワンにルークがいないー！

アンジャリ女王が連日というか全公演出演中なので、
さすがにお疲れの模様。
マルセロも少しお疲れ？
でもその分クリス王子大熱演！
王子の孤独感が切ないくらいに伝わってくる。

2014/9/17 マシュー・ボーン「白鳥の湖」ソワレ

いい加減疲れてきた。
観てるだけでも物凄く集中しちゃうから、仕事並みに疲れる…


残り４公演観るけれど、頑張って堪能しないと！

でもね、疲れているのは私だけではない。
女王のエスコート、手に何も持ってない！
というわけで女王はストールなしでお出かけすることに。
ガールフレンドも女王の真似をするというわけにもいかず、「ん？」て感じになっていた。

そして舞踏会では女王のネックレスが外れ、ドレスの前にひっかかってしまい
踊りながらぶらーんぶらーんとする状態に。
マルセロ＠ストレンジャーも踊りにくそう。むしっちゃうかなーと思ったけれど
ネックレスだけでなくドレスが破れたりしたら大変だからか、それはなし。
出来る限り手で押さえるようにして踊っていた。

こんなこともあるのね。

2014/9/15 マシュー・ボーン「白鳥の湖」マチネ

いや、もう本当に凄かった…
たった２回観なかっただけで、ゴメスの進化っぷりが…
もう本当に泣けてしまった…

９日のゴメスからの大きな変更点。
１）女王回しで足をテーブルにかけるのをやめた
２）ラスト、王子と呼応する動作
３）顔が近い

１）はまぁ、もうどうでもいい。
２）を飛ばして３）。
もうね、スワンと王子のＰＤＤで顔が近いのよ。異常に。
頬寄せ合う状態が他のペアより目につくのだ。
ストレンジャーの場合も同じ。
遠くや角度のある席によっては「ちゅー？ちゅーしてるっ？」となるような近さ。
ふわー、２回の間に何があったんだ？！

そして２）だよ、２）！！！！！！
多分一番最初に日本に来た時には、結構スワンと王子の振りが同じで
一心同体というのがよく判って、本当にギューッと苦しくなったものだが
いつの間にか同じ振りでは無くなってしまっていた。
今回、ゴメスとクリスで復活ですよっ！！！
もうこれは泣くしかないでしょ？！

カーテンコールでのゴメスは確実にうるっときていた。
いや、本当に本当に素晴らしかった。
あと残すところたぶん３回くらい？
ちゃんと全部観られるといいなぁ。

ところで、ビッグ・スワンのグレンが、スワンクバーの後いなくなってしまった。
どうやら少し足を傷めた模様。
結構お気に入りのビッグ・スワンのルークが途中から投入されていた。
シグネット（スモール・スワン）も「え？スモール？」という大きさのスワンが投入されていたし、
かなりスワンズがシャッフルされている。怪我しちゃったのかなぁ。
ちなみにアンダーだったスワンズは、スワンパンツが心なしか綺麗（純白）だからわかります。
そうこのスワンパンツの薄汚れ具合が、半分過ぎたのね…て感じ。
この感じ、懐かしいわ。

2014/9/10 マシュー・ボーン「白鳥の湖」ソワレ

2014/9/10 マシュー・ボーン「白鳥の湖」マチネ

初日から3公演、楽前3公演買えば、スワン3キャスト観られるだろうと予想。
とりあえずマチネはジョナサン＆サイモン。



本日は休憩後、幕がなかなか開かずにアナウンスがあった。
「舞台装置の点検中で遅れます」ってプレビューもあったのになぜ今頃？

おかげで終演後にお詫びとして、クリアーファイルを配布していた。
あの看板と同じ柄。リピーターチケ購入でも貰ったし、いらないよなーと思いつつも
つい貰ってしまう貧乏性（笑）

ジョナサンスワンは、前回よりさらに良い！
荒々しいスワンに、セクシーなストレンジャー、ラストのスワンでは父性も感じられる。
かなり踊れるアラン・ヴィンセントって感じ。
そう、路線としては男臭い路線なので、好みが分かれそう。
ストレンジャーのセクシーさも、ゴメスのようなクールなセクシーさではなく
暑苦しく男臭いセクシーさなのだ。
あ、ゴメスはアダム・クーパー路線。

しかし安定している。安定しているだけでなく、見せ場でのジャンプの高いこと！
スワンＰＤＤや、ストレンジャーで寝そべる直前のジャンプにいきを飲んだ。
凄いな、ジョナサン！
彼のスワンを踊っている年数を考えたら、そろそろスワン引退でもおかしくないのに。

サイモン王子は、幼年時代を演じるには体格がよい。
背は低めなんだけど、上半身にしっかり筋肉がついていて逆三角型なのだ。

2014/9/9 マシュー・ボーン「白鳥の湖」

プレビュー公演が終わり、本日がオープニング！
今回の日本公演の目玉、ＡＢＴのマルセロ・ゴメスが、ザ・スワン！
マシューがＦＢで数日前に漏らしたので、慌てて買い足した。


うーん、観られて幸せ！

こちらは今回来日していないリチャードの姿。

ゴメスのスワンは、大きな動きだけどとても優雅かつ力強い。
なんだろう？手首付近の動きが今までと違う気がして、すごくハッとする。
いかにもボス！Ｖ字フォーメーションの先頭がよく似合う。

ただ最初にザ・スワンのポーズ？ではけていくシーン、
意外と後ろ足が低めだったので、初日だし安全運転なのかな？と感じた。
が！一度低い位置でポーズを決めた後、ぐぐーっと足を高い位置に持っていった！
あれにはＡＢＴプリンシパルの意地を見た気がする。

しかし熱心に踊っているせいか、汗がとにかく凄い！
最前列の人には汗が飛んでいたかも。
そしてそのせいでどんどんスワンメイクが、剥げていく。
王子とのＰＤＤでは、途中で顔だけ塗り直して出てきていた。
それでも自分の腕にも額の黒が移っていたし、
ラストはおでこの一部の黒が落ちて、眉間のあたりだけが
離れ小島的に残っていたので、大きめの黒ビンディと化していた。
メイクがなるべく落ちない動きをマスターして欲しいかも。

それとストレンジャーでの女王回し、頑張って欲しいな。
４回目は回しきれてなかったし、テーブルを蹴りつけるように足をかけるので
テーブルを押さえていても堪えきらず、動いてしまっていた。
だから余計にゴメスも安定しないように見えた。
ソフトに足かけた方が、回しやすいような気がするけど
興奮し過ぎてあんなことになっちゃったのかしら？

ただ女性陣のリフトは滑らかで安定していた。さすが！
リフトに入る直前で少し息があわないような見えたところもあったけれど
問題ないリフトになっていた。


クリス王子はパーフェクト！
「ドリアン・グレイ」ではバジルだったのが嘘のよう。
躍りも柔らかいので、ゴメスとの相性も抜群に見えた。
特にＰＤＤ！絶品。
でも王子としての見せ場は、ソロ。
あまり上手くない王子だとあのソロは冗長に思えるし、
なかなか孤独感、寂寥感が伝わりにくいんだけど
もちろんクリスは余すことなく王子の苦悩を表現している。

このペアが日本だけなんて勿体無い！！！！


しかし本日は装置トラブルあり。
１幕の王室挨拶シーンでは、２回目の紋章垂れ幕の左側が落ちなかった。
そして一番問題なのは、舞踏会での発砲シーンで銃声がしなかったこと！
え？まさかこんな風に演出変わったの？！と焦ってしまった。
プレビューを見ていた友人に終演後すぐに確認したら
ちゃんと銃声はあるそう。よかった！

あと何回ゴメススワンが観られるかわからないけれど
どんどん進化していきそうで楽しみ。

とはいえ明日のたぶん別キャストも楽しみだわ！

2014/8/30 ROCK THE BALLET2

ダブルヘッダーな本日、2舞台めはこちら。

知人から半額くらいでチケットを手に入れることができた。ありがたい！
劇場についてみると友人を見つけたので立ち話。
私のお目当てはラスタ・トーマス！
友人は私より年期入ったラスタファンで、本日昼公演であったアフタートークにも勿論参加していた。
どうだった？と尋ねたところ、まさかの返答。
アフタートークにて、ラスタは1年位前にダンサーとしては引退したと話したそう。
というわけで、今回の公演もほとんど踊らないと言う…。
がーん……


テンションダダ下がりで始まった舞台だけど、それなりに楽しめた。
第一部は思いっきりバレエが基礎にあるダンス。
友人から事前情報で「ラスタは出なくても、メンバーみんな踊れるよ！」と聞いていたのだが
なんとメイン？の男女ペアで踊る男性ダンサーがセカンド。
確かにみんな踊れる。バレエの基礎がしっかりあることがわかる。
凄いなーと思っていたら、出てきてペアで踊っている男の子がもっさり。
ええ？他のメンバーに比べて、ソロで踊るレベルではないような…と思ったらセカンドだったのだ。
ある意味、彼がセカンドだとわかってよかった（笑）

今回の公演には「ドリアン･グレイ」に出ていた大貫さんも出ている。
こうしてみると、あら結構踊れるのね。

それにしても少ない人数でひたすら踊る。とにかく踊る。
休みらしい休みもなく、ひたすら踊るので体力勝負でもある。

第二部の最初と最後にラスタ登場。
踊りは第一部と異なり、バレエ臭はまったくしない。
第一部では結構いいかもと思った大貫さん、第二部になると「ドリアン･グレイ」でも感じたのだが
色気のなさが目立つ。
海外のダンサーって、どういうわけか必ず「色気」があると思う。
特に男性ダンサーは顕著。
後姿だって気を抜いていない。いかに自分が格好良く、色っぽく、男っぽく見えるか計算している。
大貫さんも気は抜いていないが、それが「頑張ってます」方向にしか行ってないのが勿体無い。
後は色気だよ！


しかしなぁ。日本では非常に微妙な舞台だと思う。
客層がほぼ女性客だけで、しかも観劇メイン層。（もちろん私もここにドはまりしている）
実際に踊っていそうな人は少ない。
でもたぶん本当は、踊りのショーケース的な公演なので
ストリートダンサー、ジャズダンサー、などなどいろんな人に見て欲しいはず。
（雑誌「DDD」あたりを読んでいる層とか…）
しかし日本では「バレエ臭」がするだけで、一気に間口が狭くなっちゃうんだよね。
そしてロックとはいえ、振付してツアーをする以上、最新ではなく若干「前に流行ったよね」という曲メインになってしまうのが痛い。

ダンサーの人数が少ないのでこじんまりした感も否めない。
はっきり言ってしまえばブロードウェイミュージカルの「Movin' Out」の劣化版にしか見えないのだ。
「Movin' Out」から、ストーリー性と生音楽を抜いた状態。

踊りのレベルは高いけれど、それだけではいかんともしがたい。
プログラムには、海外で「R&J」（ロミオとジュリエット）の公演をしたとあったので
それを持ってくればよかったのになぁ。

面白いけれど、もったいない舞台だった。

2014/8/30 BABEL[WORDS]

最近ポカが多い。
本日も時間を間違えて、遅れて到着。
モニターで見始めたものの、入場するために移動したので
たぶん最初の10分位を見逃してると思う。

2014/3/23 ピナ・バウシュブッパタール舞踊団「コンタクトホーフ」

ものすごくざっくりまとめると「そして人生は続く」的な。