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映画「この道は母へとつづく」 [映画]


この道は母へとつづく [DVD]

この道は母へとつづく [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD



とても健気で可愛い子供もの映画。

ロシアの孤児院で暮らす6歳のワーニャ。
そこでは裕福なイタリア人夫妻にもらわれていくことが憧れとなっている。
ついにワーニャもイタリア人夫妻に養子に出ることに決まるのだが
ある日、以前養子になり出て行った子供の実の母親が孤児院に現れ
愁嘆場を演じる。
それを見たワーニャは不安に駆られる。
「もし自分が貰われて行った後に、母親が来たらどうしよう?」

この孤児院というのがヒドイ(笑)
のんだくれの院長、院長に袖の下を渡す養子業者のおばちゃん、
業者のおばちゃんの腹心の部下であり運転手であり愛人であるおっさん
というろくでもない大人に囲まれている。

孤児院を切り盛りしているのは、孤児院育ちで養子に行きそびれた子供たち。
たぶん16、17くらいの男の子達が、ヤクザのようなマフィアのような状態で
孤児院を仕切っている。

小さな子たちは車磨き、ある程度年のいった女の子たちは援助交際(もしくは売春)で
日銭を稼ぎ、その稼ぎから上納金をとっているのだ。
でも吸い上げるだけでなく、ちゃんと子供達に目配りをし
お菓子を手に入れれば子供達に分配をするし
なかなか仲間思いだったりするのだ。
まさに必要悪。彼らがいなければ、孤児院はもっと荒んでいただろう。





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