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5/27 ウィーン・ミュージカル・コンサート [ミュージカル]

ウィーン版「エリザベート」の来日公演を見逃し、
たった1回、新宿コマでコンサートバージョンの「エリザベート」を見ただけ。

なので今回「ウィーン・ミュージカル・コンサート」があると聞いても
食指が動かなかった私。
しかし東京の友人から
「いいなー。ぴあでこんなチケ出ててるの見て、大阪に住んでいたら毎日通うのに…」
というメールが来た。
なになに?
な、なんだってー!!!!
なんと、大阪圏のぴあ3店舗でのみ、超価格破壊チケットが売られているとのこと。
そのお値段、S席1.3万円がなんと0.3万円というではないか!(要は3000円!)
これは行かねばなるまい。

さらに劇場のみ販売のCD予約があるという。
今回のコンサートをライブCDだというのだが、友人からこちらの予約も頼まれた。
さらにさらに、ウィーン版「エリザベート」の日本語字幕付きのNTSC方式のDVDまで
販売しているという。こちらも劇場限定に近いらしい。

ということで色々購入の使命を帯びた私は、勤務表とにらめっこして
なんとかチケットを2枚購入。

そして今日、初めて行ってきた。
「ああ、行ってよかった…」

出演者はたった5人。
「エリザベート」のシシィ役のマヤ・ハクフォート。
「エリザベート」のトート役のマテ・カラマス。
「エリザベート」のフランツ・ヨーゼフ役のアンドレ・バウアー。
「エリザベート」のルドルフ役のルカス・ペルマン。
「エリザベート」のヘレネ役のマジャーン・シャキ。
『ウィーン版「エリザベート」1周年記念』と銘打ってあるだけあって
さすが前回のメンバー尽くし。

でもごめんなさい。1回しか見ていない私には、マヤ、マテ、ルカスの記憶しかなく
アンドレやマジャーンてどんなだったっけ? という豚に真珠状態。

演目は、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「ロミオとジュリエット」「レベッカ」「モーツァルト!」
そして「エリザベート」の5演目のなかからの抜粋。
ちなみに私は、前半3演目が未見。歌も音楽もまったく初めて。

いやでも、ものすごーーーーーーく楽しめた!
何と言っても出演者全員うまい!
ベテランの3人に、若いルカスとマジャーンというバランスもいい。
ベテランだって、アンドレとマテの正反対に近い個性を持つ二人と安定のマヤ。
5人というと少ないけれど、その少なさを補って余りあるベストメンバーなのだ。

曲としては、やはり「エリザベート」がいい。
そして初の「レベッカ」も、良かった。
「夢見るマンダレイ」と「レベッカ」は耳に残る。

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」と「モーツァルト!」は、イマイチ。
でも「モーツァルト!」は演目自体がそこまで好きじゃないんだけど
今回を見て、東宝版を見る気がまったくなくなってしまった…。
マジャーンの歌った「ダンスはやめられない」とマヤさんの「星から降る金」が絶品だった。

さて残る「ロミオとジュリエット」。
これはなんていうか…。
まず最初にイントロを聴いて思ったのが「安い!」ということ。
なんというのか、スーパーでかかる音、みたいなチープさ。
なのにやけに耳に残るんだよ!
帰り道でも耳から離れないっ!

そしてルカスとマジャーンが歌う「リーベ」。
これはいいっ!

ルカス、アンドレ、マテが歌う「世界の覇者」。
たぶん本当はロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオの3人が歌うんだろう。
でもアンドレ、マテのおっさんペアが投入されている。
おかげで、ものすごく歌に厚みがあって、すっごくいい!
3人ともはっちゃけて、客席に降りて走り回るし、大盛り上がりだった。

そう。ロミジュリの曲は、チープなのにキャッチーで
やけに耳に残って、後を引くのだ!

ああ本当に楽しかったなぁ。
もっとチケット取ればよかったぁ!
後1回なんて残念すぎるわ。。。




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