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mina perhonenのトリさんと「ブリューゲル版画の世界」 [その他]

本日は、台風が来そうで来なかったので、友人と京都へ。
伏見稲荷→三十三間堂→銀閣寺→ユキ・パリスコレクション
→mina perhonen→ブリューゲル版画の世界
とそこそこ濃いルートを辿った。

伏見稲荷は、おととし初詣に行ったのだが
肝心の赤い鳥居が連なっている奥まで行かなかったので、わたしとしてはリベンジ。
DSC02229.JPG
狐さんたちの表情が色々。凛々しかったり、可愛かったり。
赤い鳥居は、現物を見ると結構くもの巣がかかっていたりして
背の高い人は嫌だろうなぁなんて思ってしまった(笑)

三十三間堂は中学の修学旅行以来かな?
久しぶりに行ってみると、かなり面白くて千手観音をじっくりと眺めまくった。
本当に色々と違いがあって面白いわー。

銀閣寺は意外と混んでいて、あまりひなびた感じはなかったし
特別公開がなぜかお休みで物足りなくもあったけれど
それでも天気も良くなったので、満喫してきた。
DSC02262.JPG
もう少しすると、紅葉が綺麗だろうな。

ユキ・パリスコレクションは一度行ってみたいと思っていたところ。

手仕事にみるヨーロッパの暮らし―ユキ・パリスコレクションより

手仕事にみるヨーロッパの暮らし―ユキ・パリスコレクションより

  • 作者: ユキ・パリス
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 大型本


素晴らしい刺繍の数々に惚れ惚れ。
素敵なものや可愛らしいもの、とにかく手が込んでいるものなどがたくさん。
気に入ったのは、ボタンホール用の飾り刺繍。
今は厚手の服が多いので、あんな感じに刺繍するのは難しいかもしれないけれど
大き目のボタンを1つだけつけたようなブラウスなら
ああいう刺繍をするのは素敵だと思う。
特別展でショールが数点飾られており、こちらも素敵だった。
ひとつ大きな花柄刺繍のショールがあったけれど
ターラ・ブランカのショールと似ているようで、やはりぜんぜん違う。
こちらのショールの刺繍は、色使いなどが西欧のものという感じ。
ターラ・ブランカは素敵なんだけれど、やはり民族調というか
独特な色使いで同じような花柄でも、ずいぶんと雰囲気が変わる。
ミュージアム下のアンティークショップの品々も素敵。
銀閣寺から歩いてすぐのところにあるのに
喧騒もなく、とても静かなコレクション&お店だった。
刺繍&レース好きなら1度は行ってみるべき!

そして四条のmina perhonenへ。
arkistotでお願いしていたセミオーダーのミニバッグを受け取ってきた。
夏前にお願いしていたので、生地は夏っぽい(笑)
価格は4000円少しだったと記憶。
玄関先にポプリなどを入れて吊るしておこう。

ついでにpieceへ。
そしてつい一目ぼれして、表題のトリ2羽を購入。
こちらは1羽3150円なり。
小石が入っているということで、見た目よりずっしりと重さがある。
左側はカシミアということで握るとやわらかくてほんわりする。
右側は左のトリに比べて固めの手触りだけれども
見た目の真ん丸さがとにかく愛らしい。
20101030_mina.JPG
どちらかを選べずに両方連れて帰ってしまった。

その後は、JR京都伊勢丹7階の「えき」美術館へ
「ブリューゲル版画の世界」を観るために移動。
これ開催されていることを知らなかったのだが
友人が教えてくれて行くことになったのだ。
20101030_bruegel.JPG
行って大正解。
とっても面白かった。
ブリューゲル本人の作品と、同時代のほかの作家の作品とがあわせて展示されていたのだが
ブリューゲル作品とほか作品で台紙の色を変えていて、とてもわかりやすい。

じっくりと眺めていると、ブリューゲル作品とほかの人の作品は結構違いがあると気づく。
ブリューゲル作品は何か余裕があり、鳥が飛んでいたりと何かあまり関係のないものが
こっそりと描かれていたりする。
でもほかの人の作品は、割と一生懸命描いていますという感じで遊びがない。

友人はGデザイナーで美術関係全般的に詳しく、
エッチングの方法などもしっかり教えてくれて、なおかつ
「きっとヒエロニムス・ボスの絵も気に入ると思うよ」と教えてくれた。
名前は聞き覚えがあるのだけれど、絵が思い出せないので
見る機会を逃さないように注意しておかなくては!

しかし、へんてこなものがたくさん描かれているブリューゲルの版画は面白い。
しかもへんてこなだけでなく、どことなく愛らしいのがツボ。
少し漫画家の諸星大二郎を思い出した。

絵画の合間にブリューゲル作品をアニメ化したものがある。
「大きな魚は小さな魚を食う」のアニメは、画面左上のほうの魚を加えている足魚くんの歩き方が
とても可愛らしいので必見!
でも出てくる時間は短いので要注意。

ほかのキャラクターも名前が付いているよう。
こちらを見ると面白い。⇒http://bruegel.jp/character.html

足魚くんも好きだけど、このキャラクター一覧には載っていない
「七つの大罪」シリーズの「怠惰」(私のことか!)の左上のほうにある
頭がすぽーんと割れて何か噴火しているようなキャラクターが好き。
やけにニコヤカで楽しげなのだ。

そして美術館入り口(チケットもぎり前)には、スタンプが4種類おいてあり
だれでもスタンプが押せるようになっている。
何もスタンプを押すものがなかったので、ポストカードを購入し、早速押してみた。
が、インクが付きすぎたり、少なかったりとちょっと失敗。
20101030_stamp.JPG

会期中はスタンプがおいてあるようなので、行く人はスタンプが押せるノートなどがあるといいかも。
私ももう一度押してこようっと。

それにしても、ミュージアムグッズでスタンプを売らなかったのはなんでだろう?

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