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2012/07/21 グルジア国立バレエ「特別ガラ」 [バレエ]

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またも夜勤明けでツライ。

★サガロベリ
やはり男性陣の中ではアフメテリが群を抜いてうまい。
安定してるし、ポーズがきちっと決まって見える。
グルジアの男性ダンサーは総じて腿がむっちりし過ぎ。
それだけでも、かなりもったりした踊りに見えて勿体ない。
女性陣は美人が多い印象。
登場時のシルエットダンスが素敵だった。

★ビゼー・バリエーション
いかにもラトマンスキーぽい作品。
あまり面白味はないけれど、ピアノがいいと思ったら
自前ピアニストで、タマル・マチャヴァリアニさんという方だった。

★デュオ・コンチェルタント
こちらもピアノとヴァイオリンが自前。
ヴァイオリンはレラ・ムチェドシヴィリさん。
素敵な音楽で、睡魔に襲われたため、あまり記憶なし。
男性ダンサーは、グルジアメンバーの中ではスラッとした腿に見えた。

★Falling Angels
演目としては好きなんだけど、ライヒの「ドラミング」と言えばローザスが鉄板だよなぁと思ってしまう。
グルジアメンバーでは少し肉感的に見えて、若干世俗的に思える。
実はこの演目って東バ向きでは?

★マルグリットとアルマン
アシュトン版は、ギエムで結構刷り込まれていて
実はあまり好きではない演目だった。
なんていうかギエムだと、「文学サロンのマダムが若いつばめと…」という雰囲気で
あまり悲壮感もないし、椿姫という感じが全然しないから。

今回はアルマンのアフメテリ、出てきたときは老けすぎだと思ったし
ソロだともう少し踊りに伸びが欲しいと思ったり。
でもニーナがでてきたら、気にならなくなってしまった!
可憐で実に可愛らしいマルグリットなのだ。
アルマンが老けているほうが、ニーナが引き立つというもの。
それにしても、トゥでととっととっと歩く動揺の足取りが
ものすごく自然で、余りにも可哀想でぐっと来てしまった。
前半がイキイキと輝いているだけに、弱ってからが胸にしみる。
ああ、アシュトン版のマルグリットもニーナがマイベストだ!

カーテンコールでは最初は黒のドレス姿。

その後、プログラムにない民族舞踊が披露された。
男性の細かい足裁きが見もの。
衣装は婚礼衣装ぽかったけれど、どうなんだろう?
男性は軍服風で大変見栄えがよく、女性は白いロングドレスで夢のように美しかった!
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そして赤いドレスに着替え、グルジア国旗を背負ったニーナが登場。
何回目かのレベランスでは、「アリガトウゴザイマシタ」の形で口が動いていた。
こちらこそ、ありがとうニーナ!!!
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