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映画「天使の分け前」 [映画]

またもわかりやすいケン・ローチ作品。
わかりやすいというかとっつきやすさは「アイリッシュ・ルート」と同じくらいなのだが
「アイリッシュ・ルート」にはない明るさがラストにある。

主演のロビー役、ポール・ブラニガンは険のある岡村隆史という感じ。

映画冒頭で、主人公含む人たちが何故奉仕活動するに至ったかの裁判がさらっと描写される。
刑務所に入るまでにはならなかったけれど、主人公は奉仕活動300時間!
結構たいへんだなぁ。
まぁ傷害ということなので、妥当なのかも。

奉仕活動時のロビーの仲間となるのが
飲んだくれでたぶん少しばかり知能が劣っているアルバート。
やっぱり飲んだくれのライノ。
手癖が悪い(というか泥棒だよね)の紅一点モー。
そしてロビーをうまくまともな道に導くのが奉仕活動の元締めで指導員ハリー。
ハリーは民生委員みたいな人なのかな?

アルバートは笑えるけれど、ちょっと衝撃的。
奉仕活動に参加しようと集合場所にやってくるが、まず曜日が違う。
リストにアルバートの名前がないので、いつの奉仕か尋ねると
アルバートは2日前の曜日を答える。
しょうがないからハリーは「今年が何年か答えられたら参加してよし」と言う。
するとアルバートは「難しいな。クイズみたい」といい
「友人に電話して聞いてもいい?」というのだ!
えええ?単に酔っぱらいなのかと思っていたら、アルバートはそういう人なのか…
その後もアルバートは「モナリザって誰?」
「アインシュタインて誰?」などと色々びっくり発言をしてくれる。
でもなんだか明るいから救われるよなぁ。



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