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2010/6/1 ミュージカル「レベッカ」 [ミュージカル]

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久しぶりにミュージカルを観た。
ウィーンミュージカルコンサート以来かな?(コンサートだけど…)
あのウィーンミュージカルコンサートでマジャーン・シャキが歌っていた
「夢見るマンダレイ」や、マヤ・ハクフォート歌う「レベッカ」が忘れられなかったので
一度は観てみたいと思っていた。
さらに言えば、原作も大好き、ヒッチコックの映画はもっと好き、
という状態なので「レベッカ」の名前だけでも観にいきたいと矢も立てもたまらず。
ちょうど大阪での公演もあり、さらには割引チケットの発売も某所であり
ラッキー!とばかりに行ってきたのだ。
ほぼ半額の割引チケットなのに、席は前方のサブブロックでかなり見やすい。


なのに、なのに!
時間を間違えて、肝心の「夢見るマンダレイ」が聴けなかった!
あー、バカバカ。

本日のキャストは
 マキシム:山口祐一郎
 わたし:大塚ちひろ
 ダンヴァース婦人:涼風真世
 フランク:石川禅
 ファヴェル:吉野圭吾
など。

大塚さんは初めて見たけれど、「わたし」のキャラに合っている。
適度におとなしそうで、派手目な外見でもなく、程よい。

ヴァンホッパー夫人が原作や映画ほど嫌な人物ではなく
若干愛嬌のある人物に仕上がっていた。
特に仮装舞踏会での「アメリカン・ウーマン」がそう感じさせる。
品もないけど、お金はあるわよ!と開き直る夫人はどこかお茶目だ。

涼風ダンヴァースは、怖い。
文句なく「ダンヴァースだ!」という感じ。
くわっと目を見開いて(いるように見える)表情で、恍惚と歌う「レベッカ」、
「わたし」を攻めつつ歌う「レベッカ」と、バラエティに富んでいる。
ところどころ身のこなしが男役っぽいなーと思ったけれど
そこがいい感じにダンヴァース役にはまっている。
なんというのか、キビッとした角ばった動きが
いかにも「男なんて!」と男嫌い、馬鹿にしている風情や
家政婦長という職業的イメージに合っているのだ。

ファベルも、いやらしい感じが良く出ていたし
歌い踊るシーンも意外に馴染んでいる。

と、やっぱりクンツェ&リーヴァイ作品はうまいなぁとしみじみ思う。
曲もほどよくキャッチーで、耳に馴染むし
ミュージカルとして飽きさせない展開をしている。


が、が…
今回観て、一番気になったのはマキシム。
歌は昔に比べたら若干衰えている気がするけれど、そこは山口さん。
まだまだ上手い。

でも、マキシム役の解釈にどうにも納得がいかないのだ。
これは私と演出が合わないのか、山口さんが合わないのか?

原作、映画から受けるマキシム像は
いかにも英国特権階級らしい、シニカルで厭世的な人物。
それがレベッカに拠るものなのか、元からなのかは分からないけれど
「わたし」と出会うことにより、安らぎを得て
シニカルながらも倦むことをやめると思っていた。

では「わたし」はなんでマキシムに惹かれたかというと
いかにも「大人」かつ英国特権階級らしい落ち着いた物腰、
垣間見える優しさに、ヴァンホッパー夫人との上辺だけの生活より
地に足の着いた、慈しみ深い生活が見えたのだろうと思う。

が、山口マキシムは、単なるヘンテコな人になっていた。

ホテルでの急なプロポーズ後、ヴァンホッパー夫人に説明するシーンでは
声を弾ませ、ひたすら明るく、やけにコミカルに演技する。
ええええー?
確かにセリフもあってつい笑えるシーンだけれど
コミカルにしなくても十分笑えるシーンのはず。
厚顔なヴァンホッパー夫人に対して、さくっと切って捨てる特権階級の傲慢さはいずこへ?
そういうマキシムが「わたし」だけに見せる優しさに
「わたし」はくらっと来るのだろうに、あんなに落ち着きのない男でいいのか?と思ってしまう。

確かにマキシムは気分屋ではあると思う。
でもその振り幅は、山口マキシムほど広いものではないと思うのだが…

その後も動作がイマイチ変なので、何か微妙…。
腰でも悪いのか(確か悪かったような気がする)、座るときも
腰をかばっている座り方の典型な、置きにいっているような座り方だし
スムーズな動きがあまりない。

トレンチコートに中折れ帽で歩く姿も動きがスムーズではないから
「格好いい!」ではなく、「格好つけて」という印象になってしまう。

動きについては山口さん特有のものなんだろうけれど
役の解釈は、山口マキシムがスタンダードなんだろうか?

「レベッカ」という物語は、ミュージカルとして見ごたえ満点。
本当に面白い。
でもマキシムの役柄がああいうものならば、リピーターにはなれない、
というのが正直なところ。
シルビアダンヴァースも見たかったけれど、その気持ちを上回るくらい
マキシム造形が納得いかなかった。残念…
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2009/8/14 RENT マチネ [ミュージカル]

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見たかったけれど、今までタイミングが合わなかった。
やっと見られた~

ただ予定がはっきり決まらなかったので、チケットをとらずに
初RENTなのにブレイクスルーシート狙いで行ってみた。

ブレイクスルーシートとは、1日10席限定で6000円で最前列を販売している。
開演2時間前から抽選券を配り始め、1時間前で締め切り。
その後、抽選なのだ。
14日のマチネは177人での抽選。
もうだめだーと思ったけれど、何気なくチケット運がある私。
ブレイクスルーシートは無理でも、その後の当日券で入れるはず、とやけに強気(笑)
抽選は、ブリキのバケツの中に番号の書いてあるボールが入っていて
それを係員さんが手を突っ込んで選び、読み上げる方式。
なかなか盛り上がるけど、人数的に盛り下がる人の方が断然多い(笑)

で、やっぱり外れてしまい、しかも当日券も売り切れとなり
当日立ち見券(6000円)の購入となった。
世界バレエフェスで疲れたお財布にはとってもやさしい価格なのだけど
疲れた体には厳しい立ち見…
頑張るぞー!


そして舞台。
映画もWOWOWで放送しているのをチラ見したことがあるくらい。
音楽も聴いたことがあるのは「Seasons of Love」のサビくらい。
それでもとっても面白かった。
はまる、というほどではなかったけれど、はまる人がいるのもわかるという感じ。
今回はオリジナルメンバーのロジャーとマークだったのが嬉しい。
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「La Vie Boheme」はよかった。
あれ、最前列とかで見ていたら、一緒にあの振りをやってみたい(笑)
ほかにも「Tango: Maureen」も面白い。
何気に好きなのは、合間合間に入る留守電の「Voice Mail」。
あの妙な節回しがなんだかツボにはまる。

ほかにも面白い曲もあれば、じーんとする曲もあり
本当に飽きさせない。バラエティに富んだ曲でいいねー。

エンジェルの死で、ぐっときてラストのミミのシーンでもぐっときたんだけど
何故に生き返る~?!
じめっと終わらずに、いい終わりだとは思うけどちょっと笑ってしまった。

あー、もう少し若くて、バレエ漬けの日々ではなければ
通ったかもしれないなー。


※追記
立見席は2列あり、1列目は42番まで。
1列目は前に手すりがあるけれど、あまり寄りかかるなとのお達しあり。
でも42番には手すりがない!
というか端の通路のところに「42番」と書いてある(笑)
なので休憩時間も佇んでいることはできないので
さっさと場所を離れて、廊下のソファに座って休憩時間を待つとかしないといけない。
休憩後も早めに戻ってスタンバイしても、通路なので人が通るたびによける必要がある。
でも壁に寄りかかれるので、実はちょっと楽かも。
そう、私は1列42番の立ち見でした。
たぶん1列1番の立ち見も同じ状況ではないかなー。

2列目は背後の壁前になるけれど
壁に寄りかかってしまうと舞台が遠くなってしまうし、結構大変そうだった。

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2009/03/24 宝塚雪組「風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア」 [ミュージカル]

大阪に引越してきて約1年。
やっと宝塚大劇場に観に行く。
嬉しいことにSS席なので、期待度大。
でも演目は…正直微妙な…

ところで私の宝塚歴はたった3回。
【1】猛き黄金の国 -士魂商才!岩崎彌太郎の青春- 雪組(轟悠&月影瞳)
【2】ベルサイユのばら2001・オスカルとアンドレ編 星組(稔幸&星奈優里)
【3】ベルサイユのばら2001・フェルゼンとマリー・アントワネット編 宙組(和央ようか&花總まり)
というなんだか偏ったラインナップ。

友人が轟さんのファンで、「一度宝塚を見てみたいけど、いいのがあったら教えて」と伝えていたら
「レビューの『パッサージュ』がいい出来だと思う」とお奨めされた。
が、このレビュー「パッサージュ」は、「猛き黄金の国」と抱き合わせだったのだ。
初めての宝塚でいきなり「猛き黄金の国」はハードルが高かった…
印象としては「コメディ・お江戸でござる」。
まじめにあの手の話をやるのはキツイだろうけど、何ゆえコメディ要素がある?
と釈然としなかった。
でも「パッサージュ」はお勧めされただけあって、満足。
LILI CUB(リリ・キューブ)やビョーク、ピアフ、フランソワーズ・アルディなどを使っていて
耳懐かしい曲が多く、でも違和感を抱くことなく見続けられた。
WOWOWで後日放送があったときに、録画して保存版にしたくらい好き。

そして「ベルばら」。
随分小さい時だが姉が観に行っており、とってもうらやましかったので
チャンスがあれば見たいと思っていたのだ。
で、観に行ったわけだが、正直ちょっと古いと思った。
ある意味古典。
でも面白いことは面白かった。
ただ余韻もなくいきなりダンスが始まるのはどうかなーという印象。

そんな私が観に行ったので、詳しい人には色々と的外れ&腹立つ感想だと思う。
↓↓↓

【第一部】舞踊パフォーマンス「風の錦絵」
いきなり和物のレビューから。
最初から、やっすい音で(ドラムのズンチャズンチャが物悲しい安っぽさ満載)
どう聴いてもどう見ても『ザ・大衆演劇』。
昔名古屋の小屋で「大衆演劇」見たけれど、もちろんそれよりは豪華。
でも洗練されているとはいい難い…

んん? 岡っ引きがやけに小柄で女っぽいなぁ…
と思ったら、娘トップの人だった。
そして白波5人男の登場。ええー? そういうレビューなの?
しかしその後、予想の斜め上行くレビューだった…
白波五人男の一人が、男役トップの水夏月さん。
その水さんに惚れるけれどお縄にかけたいのが岡っ引きの人。
そういうことですか…

そして「おわら風の盆祭り」をテーマにしていると思われる「風の盆」。
たぶんトップ下だと思う彩吹真央さんが、上手い。
腰がどっかりと座っていて、一番上手いと思った。
女性はだらり帯に結んでいるのだけど、その帯に「風」の文字がちりばめられていて
それを見た途端(´゚ω゚):;*.':;ブッ
分かりやすすぎるよ~

そして武田信玄(水さん)と上杉謙信(轟悠さん)の「風林火山」。
これもなー。
以前の紅白でガクトが歌ったシーンを思い出してしまった。
和洋折衷…
水さんも格好いい男役だと思ったが、轟さんと並ぶと年の差というか
貫禄の差がありありと出てしまっていたのが残念。

そして「菊人形」。脳内に巡るのは「犬神家の一族」…
もはや宝塚からかけ離れてしまってる。

場面変わって、猫のコスプレした娘4人が登場。
(゚д゚)ぽかーん…
一体何がしたいのか?!
そして聞こえてくる曲は、アレンジしているけれどこれはまさに「鞠はつきたし鞠はなし」!
ま、まさか…と思うまもなく小坊主キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
もう腹筋が痛い。ツライ(笑)
さらに小坊主のラインダンス。ありえないーーーーーー!
腹も痛いが笑いをこらえすぎて、えらの辺り(リンパの上辺り?)も痛い。

そしてやっと場面転換で、「大漁ソーラン」。
チープな音作りから一転、バカスカ・ドンドンの勢い溢れる音作り。
ソーラン節なので、踊りも勢いはある。
でも脳内は「氷川きよし」…

最後はやけにジャジーないい感じの曲。
モダンジャズ風というか、私の耳には「大野雄二・編曲」という風に聞こえたのだが
元は「さくらさくら」。
このアレンジはかなりよかった。
本当に大野雄二風で、ルパン三世の背後にかかっても、市川崑の金田一作品にかかっても
違和感がないと思う。(ほめてる)
フィナーレでやっとまともな感じの曲が来て、一息つけた。

いやぁ。凄かった。
尋常ではないものを見た、という感じ。
何故にあんなに着物がぺらぺらなんだろう? とか
何故に足袋は黄色? 何で目立たせる? とか
男役でも裾をからげたときに覗く素足は女性の足だな、とか
くだらないところに目が行ってしまったのも事実。

そして本編での小芝居によるコメディも納得いかなかったけれど
レビューでのコメディぶりはなんなんだろう? と疑問が。
でも1年大阪に住んでみて分かった(と思う)。
全ては関西のお笑いの血のせい。
毎週当たり前のように吉本新喜劇が放送されている関西にとって
「お笑い」は欠かせざる要素で、たとえ宝塚といえども「お笑い」なしには済ませられないのだろう。
そう思ったら、ストンと腑に落ちた。
関東(というか東京)での「くすっ」と笑わせる、とか
ブラックな笑いをしのばせる、みたいなのは関西では受けないのだろう。
「お笑い」をやるなら正々堂々と。
ということで小坊主登場になったのかなーと考えてみた。
どうだろう?

【第二部】宝塚アドベンチャー・ロマン「ZORRO 仮面のメサイア」
いわずと知れた「マスク・オブ・ゾロ」のお話。
映画版のアントニオ・バンデラスを想像してはいけない。
ただでさえ男臭いバンデラスに較べたら、どんな男役でも霞んでしまうと思う。
水さんは、少し軽いかなぁ。
悪徳な総督の目をそらすためのコメディ演技はぴったりはまっている。
でもそっちのほうがはまりすぎて、ゾロにはちょっと軽い気がする。

ロリータの白羽 ゆりさんは、岡っ引き姿とはうって変わって
「いかにも」な娘役スタイル。
歌の歌い方、台詞回しと宝塚初心者の期待を裏切らない娘っぷり。
スペイン国旗を腹立ち紛れに引き摺り下ろすシーンでの
「うがー!」という叫びは上手かった。とってもコミカル、かつ心情溢れるものだった。

「風の錦絵」で、上手いと思った彩吹さんは、ゾロのライバル、メンドーサ大佐役。
しかし大佐役はイマイチ。
着物姿のときは気にならなかったけれど、白タイツ姿だと太ももが細い。
細いといっても男性的な筋肉質な細さとはまた違うので、全体的に線が細く見える。
勿体無いなぁ。

ゾロの幼馴染でちょっとおバカなガルシア軍曹役の緒月遠麻さんは、
かなり恵まれた体格と見た。芝居もいい感じにコミカル。
トップになる!という感じではない(失礼)だけど、いい2番手、3番手で
芝居をぐっと引き締める、深みを与えるようなタイプ。

ゾロの召使のベルナルドは音月桂さん。
口がきけないという役なので、正直影が薄い。
ラストに歌うけれど、これだけでは判断できないないなー。

しかし、しかししかし!
この舞台で一番心を鷲掴みにされたのは、この人!
インディアンの長老とロリータの父を一人二役で演じた未沙のえるさん!
素晴らしかった!
たぶん結構お年。なので、声もいい感じに低くかすれていて男役への違和感が少ない。
そしてなんと言っても演技力。
ちょっとコミカルな父親も浮き足立たずにしっかりと演じている。
また歌も素晴らしい。
こういう良いバイプレイヤーがいるというのは、とっても大事なこと。
惚れました、未沙さん。


演目としては、最初にゾロと沢山のゾロが出てくるところで気分が盛り上がり、
またラストは明るく「ビバ!ゾロ!」で締められ、楽しめるもの。
しかしやけに説明が長い台詞や、ご都合主義な展開が残念。
例えば、ゾロと銀山で働かされている囚人を助けるために出て行こうとするベルナルドに
「赤ちゃんが出来たのよ」って、死亡フラグ来た!
でそのまま本当に死亡、とか
インディアンに両親を殺されて恨み骨髄なメンドーサ大佐死亡後に
勝手にベルナルドとメンドーサの手を取り合わせて、遺体並べるとか
ちょっとなーと思うところもある。

でも子供も大人も楽しめます、理解力なくても大丈夫です、な作りではあるので
雰囲気楽しめればいい、という舞台になっている。
これは決して悪いことではない。
よく考えずに観に行って、とにかく楽しい気分で終わりたいというならば
こういう舞台が一番だからだ。

たぶん、良くも悪くも宝塚っぽさ満載の演目だったと思う。
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5/28 ウィーン・ミュージカル・コンサート [ミュージカル]

千秋楽。
この日もまた、割引チケット3000円での観劇。
昨日の公演が思いのほか良かったので、本当に申し訳ない気持ちになってしまう。

以下、友人へ送ったレポメール。
というわけで、馬鹿丸出しな文だし、辛口というか酷いことも書いてあったりする。

=====
まず舞台のセットは、2段になっていて、向かって右側に螺旋階段あり。
段の下と螺旋階段奥にオケと合唱団を配置。
上の段は細い廊下状になっていて、螺旋階段が手前に張り出しているタイプ。

★ダンス・オブ・ヴァンパイア
最初に序曲(?)というかメインテーマ曲か何かの演奏があって
その最中に後方のスクリーンに「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の説明が表示される。
結構わかりやすくて、初めて聞く私にはよかった。

「お前を招待しよう」でアンドレさん登場。マント姿が似合っているし
歌うまい! あまり危険さはないけれど、品と威厳あるから伯爵っぽいかも。

「外は自由」で、ルカス登場。ルカスの衣装はオクトーバーフェストに出るバイエルン選手みたいなの。
あれよりはシンプルだったけど(笑)チロリアン風なツィードのニッカボッカーと白いシャツ。
(サスペンダーしていたような気がする)
登場時はハンチングをかぶっていて、少しさえない助手がぴったりはまってたよ。
WOWOWで放送している海外ドラマ「クリミナル・マインド」のドクター・リード風。
でマジャーンも登場。白いネグリジェみたいなのを着ていた。
エリザでのマジャーンの記憶が全然ないので、初めて見たような気がするんだけど
すっごく可愛い! しかも歌うまい! なんなんだー!という感じ。
もうさ、日本ではこんな人なかなか出てこないと思うと悲しくなっちゃうよね~
でもってコンサートバージョンだからなんともいえないけれど、演技力もありそうだし…
マジャーンとルカスのペアがいるってだけでも、ウィーンが超絶うらやましいよ。
(もちろん演目やらマヤさんやら、さらにうらやましい点はつきないけれど)
なんつーか2人の絡みは初々しくて、本当に可愛かったなぁ。

「サラへ」はルカスのソロで、切なくて◎。

「死んじゃうなんて」ではマヤさんが登場。こちらもオクトーバーフェスト風民族衣装。
しかしド迫力。隣家の奥様風で酒場の人っぽさは薄いけれど
あの歌なら、もうなんでもいいかも(笑)

「愛のデュエット」でマテ登場! マントしてるのだけど、なんとなーくシルエットがおかしい。
やけに四角いというか(笑) ココだけの話、マテにマントは似合わないなぁ。
余計にちっこいのが目立ってしまって。
しかし歌はマジャーンとの息もぴったり。声に色気があるから、サラ@マジャーンが
クラクラして惹かれるのもよくわかる。

「抑えがたい欲望」もマテ。えーと、これはあまり記憶に残ってない…ごめん。

続いて★ロミオとジュリエット
いきなりロックというかポップというか懐メロというかな曲(舞踏会のときの曲)で
背景に説明が。
いやー、あまりの安っぽさにちょっと愕然とした(笑)
なんというのかスーパーとかで流れるような感じの曲みたいでさ。

「バルコニー」は螺旋階段をうまく使って、それっぽく。
マジャーンは身体にぴたっとフィットした白いワンピース。
ルカスはガーゼか何かで少し透け感のある白い長袖Tシャツに、薄い色のデニム。
自前衣装って感じだった。
最初の曲の安っぽさから一転、こりゃいい!というデュエット。
ダンス・オブ・ヴァンパイアよりさらに初々しくてラブラブな感じがよかったよ。

「世界の覇者」ではアンドレさんもマテもデニムにシャツのラフな姿。
たぶんマテがマキューシオでアンドレさんがヴェンボーリオなんだろうけど
アンドレさんは休日のパパ風なので、凄い若作り感が(苦笑)
しかし歌はいいねー。なんつーか一気に勢いがついた。
曲と歌だけでも威勢がいいのに、途中で一人ずつ客席に降りたりするから、もう大変!
1階席前方は興奮のるつぼ。アンドレさんは心持ち控えめに降りて
ルカスは捕まるせいか、だーっと勢いよく駆け回っていた。
マテは、サービスたっぷり! 途中で止まったりして「触ってー!」って感じ。
あの興奮というかノリがうまくCDでも再現されてるといいなぁと思う。

「見て、彼女は恋してる」は乳母の歌で、マヤさん。
しっとりといい感じだった。しかしマヤさん、本当に何でもいけるね。
「死んじゃうなんて」とは全然違う雰囲気の歌なのになぁ。

「いとしい我が娘よ」はアンドレさん。おいおい、ヴェンボーリオが父親かよ…という感じだけど
人数が少ないからしょうがないし、アンドレさんはこちらの方がやっぱりはまってる。
でもこの歌詞が、「娘よー幸せになってくれー」みたいな感じなので
パリスと結婚させようとした横暴な父親像とは違和感があって
ミュージカル版の父親がよくわからなくなってしまった…

「愛」は、もう本当に凄かった。劇場中が固唾を呑んで聴いてる感じ。
ラストはマテ、アンドレさん、マヤさんも登場してのハーモニー。
なーんて贅沢なんだー!!!!!

正直「ダンス・オブ・ヴァンパイア」はあまり曲に惹かれなくて
コンサートにイマイチ入りこめなかったけれど、ロミジュリでぐわっとわしづかみされたね。

★レベッカ
スクリーンでの説明のあとに「プロローグ」はマジャーン。
オフホワイトに赤いラインが入ったロングカーディガンに、赤いラインと同色のプリーツスカート。
それと確かワンストラップシューズで、少しレトロな感じでとっても可愛かった。
素朴な雰囲気もあり「私」にぴったり!

「正直さと信頼」はアンドレさん。もともとの役だから、ぴったりはまってる。

「私はアメリカン・ウーマン」はマヤさん。レベッカ原作読みとしては、ヴァンホッパー夫人は
あんな歌詞のような少しおつむの軽いしたたかな女性というより
もっとガッツリと嫌味な女性なので違和感があった。
でもアールデコっぽいドレスで小粋に歌うマヤさんは凄く素敵。
役柄の設定を考えなければ、歌詞も曲も好きなタイプ。
この曲も結構盛り上がったなぁ。

「神よ、なぜ?」はアンドレさん。ごめん、記憶なし。

「夜が明ける」はマテとマジャーン。マテ!!!!!
トレンチコートと中折れ帽が限りなく似合わない(笑)
マントと同じく四角いシルエットで、コートのサイズが合ってないのかって感じ。
でももちろん歌はいいよー。

最後は「レベッカ」。これもマヤさん。
ヴァンホッパー夫人とは全然違って、怖い怖いダンバース夫人。
これまたド迫力の歌だったよ。
ラストはやはり全員出てきてのハーモニー。
アンドレさんは、「神よ、なぜ?」ではトレンチ着ていたけど、ラストはフランクの衣装。
(衣装というか普通にツィードのような感じのスーツね)


それでは、後半のレポの前に、間のトークで覚えているところを…
(前楽と楽とごっちゃになってます)

ルカス
 ⇒あれ?意外と覚えていない…ごく普通の話題だったからかな?
 でも結構流暢に日本語を操っていた印象。日本語で尋ねた分はイマイチ伝わってなかったみたいだけど
 簡単に返答するようなのは、日本語で話していたよ。
マジャーン
 ⇒日本の食べ物がおいしい!(すかさず司会の人から「もち?」と尋ねられて「うんうん」と頷いていた)
 少し太ったので衣装さんに直してもらったと自己申告。でも細すぎず、ちょうどいい感じなんだけどなぁ。
 とにかくマジャーンは可愛い。
 そしてマジャーンも日本語で挨拶していたけど、ルカスよりアクセントなどしっかり日本語していたよ。
アンドレ
 ⇒和食が好きで毎日食べてるとのこと。(リップサービス風な感じもちょっとあり)
 楽日のトークでは、エリザのフランツを長く演じていたので、衣装を着けた姿を息子がよく見ていて
 本物のフランツの肖像画を見たときに「パパがいる!」と言ったとか。
マヤ
 ⇒割と普通の挨拶系。コンサート後にライブがあるから、チケット買ってね!的な話とか。
 正直な話、マヤさんのトークが一番業務連絡風だったかなぁ。
マテ
 ⇒すっごいハイテンション(笑)前楽、楽日と見たせいか、もうマテのお馴染み客が多くて
 マテが「マテは今日も!」と日本語で叫ぶと、客が「げんきー!」と返すような感じ。
 (言葉は違うかも…でもニュアンスとしてはこんなのだった)
 最終日近くにいきなり見た私には、超馴れ合いでついていけなかったよ…
 何かお笑いのネタも披露していたような記憶。
 ノリがよくて、ある意味関西に合っている人って感じだった。
 
何か色々忘れているけれど、とりあえず覚えているトークはコレくらい。 

で、やっと2部。これからは聞いたことある曲ばかりなので、ちょっと嬉しかった。

★MOZART!
「ここはウィーン」 で演目紹介。
「愛していれば分かりあえる」で、ルカスは赤いコート。あれってアマデ用だったのかな?
マジャーンは紫と黒の上半身がビスチェ風、スカート部分が深いスリットが沢山入ったセクシー衣装。
いやー、曲を聴いているとだんだん思い出してきて余計に楽しめるというか…
で、この曲だったと思うけど、最初の掛け合いを日本語で
「待ってー」「ひとめぼれなんだよ」とルカスが言っていたような。
なんだか片言っぽい掛け合いで初々しいけど、笑えるからやめて欲しい気もした。

「心を鉄に閉じ込めて」のアンドレさんは、やっぱりどう見ても父親タイプ。でもまだ結構若いらしくて
そういえばトークで、自分より年上の息子や娘になることも多々あると話していたかな。
役柄が固定されつつあるのだろうけど、そのイメージを逆手にとって殺人者とかいいかもと思った。
(でも殺人者が出てくるようなミュージカルはあんまりないような…)

「ダンスはやめられない」 !!!!これは凄かった。マジャーンの可愛らしい見た目と反して絶唱系。
でもね、聞くと「コレが聞きたかったんだーーーー!」という感じで、私の中のコンスタンツェに
ぴったりハマッた。これ以上ないくらいコンスタンツェだった。
というわけで、徐々に「モーツァルトの再演観たいなー」と思っていたのが
この曲で一気に打ちのめされたね。日本の公演だと松たか子か知念理奈か新妻さんあたりだろうけど
絶対にマジャーン@コンスタンツェを聞いたら納得できない。
なんというのかハスッパ感と可愛らしさ、一生懸命さのブレンドが絶妙なんだよー。

心鷲掴み!と思ったら次のマヤさんの「星から降る金」。
こちらも素敵なドレスで登場。(ちょっとエリザ風?)これはちょい泣けた…
ああ、こんなにいい曲だったのかーと、しみじみしてしまって。マヤさんは神々しいくらいだったなぁ。

そして赤いコロレード司教風の衣装でマテが「神よ、何故許される」。
しかしマテって、こういうすっぽり被る系の衣装が似合わないんだよね(笑)
いかにもコスプレちっくになるしさ。でも歌はばっちり。コロレード演じたことあるの?

「影を逃れて」のルカスも絶唱系。すげー。
井上@アマデも好きだったけど、なんつーか何か真摯さみたいなものをルカスからは感じて、
違うんだよね。全幕じゃなくてコンサートなのにさ。
いやー「モーツァルト!」の再演がウィーンであって
ルカス&マジャーンコンビなら観に行きたい。本当によかったよ。

なんだかさ、1幕で気分が盛り上がってきて、エリザに向けてクールダウンと思っていたら
クールダウンどころか、さらに燃料投下で過剰な期待がエリザに向かってしまうって感じだった。

★ELISABETH
エリザは演目紹介はなし。エリザ記念コンサートだから、エリザは皆見てるよね、という前提らしい。
「プロローグ」はもちろんマテ@トートとルカス@ルキーニ!
しかし全部は歌えないから、適当に端折ってあるバージョン。
意外とルカスのルキーニがよかった。といっても、掛け合いと「えりーざべーと♪」くらいだったけど(笑)
ちゃんとデニムとボーダーシャツみたいなのでルキーニ風にしていたし。
マテはトートの衣装ぽかったなぁ。どこのだろう?
黒い革のライダースーツが過剰に装飾されているような感じの衣装。
やっぱり被りもの系よりこういう衣装の方が似合う!

「パパみたいに」アンドレ@パパとマジャーン@エリザ。しかしマジャーンでエリザで本当にヘレネだったの?
可愛くて、マジャーン@ヘレネにふらふらしそうだけど(笑)
このシーンは2人とも小芝居をしながら歌ってた。
パパがトランクを開けて、荷物を詰めるそぶりをしているところに、マジャーンが登場。
マジャーンはまたまたチロル風衣装。これってまさか皆持っているものなの?
ただしマヤさんのとは違って膝上丈のフレアースカートなので、若い子向き。
髪の毛を両耳の上で結んでお団子風にしていたような気がする。(うろ覚え)
で、歌いつつパパは髪の毛を梳かしたりしてめかしこんでる風。
それをマジャーンが邪魔をするんだけど、前楽ではパパの髪の毛をぐっしゃぐっしゃにして
あきれられていてた。
楽日はパパの髪の毛をぐしゃぐしゃにしたら、逆襲されてお団子がひとつヘロヘロに。
それでも置いていかれそうになったマジャーンは、空いたトランクの中に潜り込んで歌う!
もう本当に可愛くってさー。あんな娘がいたら、パパ出て行かないよって感じ。
マジャーンもアンドレもニコニコしながら歌っていて、アットホームなものだったよ。
(でも歌はアデューで終わるけど)

で、雰囲気がガラっと変わって「最後のダンス」。もちろんマテ。
はぁ。全幕を観たい! コンサートバージョンでもなんでもいいから、全幕見せてくれ!
って気持ちになった。

「私だけに」はマヤさん。よかったけれど、個人的には「星から降る金」の方がずしーんときたかな。
衣装はあんまり覚えていないけれど、ドレス。
でも「星から降る金」はコスチュームっぽいドレスだったのに、こちらは普通のドレスだった。
髪型がボブのままだったから、そういう印象だったのかも。

「愛と死の輪舞」は日本語でマテが!
ってこの曲、日本版で追加になったんだっけ?
えーとね、日本語で歌うマテは…。初演の頃の内野さんを思い出せば、アリなんだけど…。
CD聞いていただければすぐにわかるけれど、独特の歌い方です(笑)
ねちっこいというかなんというか。
最初に聞いたときはちょっと「ええー」という感じだったけれど、2回聞いたら
耳にこびりついてしまった。必聴です(笑)
楽日には客席に下りて、客の膝の上でねっころがったりして、結構奔放でした。
(とはいえ前方の2、3列目サイド席で、どうやらマテファンが固まっている席らしかったけど)

「エリザベート、開けておくれ」、「私が踊るとき」、「僕はママの鏡だから」
ここら辺は、比較的箸休め的な感じ。なんて贅沢なんだ!

「闇が広がる」はエリザになってグンと出番の減ったルカスの見せ場ということもあって
マテもルカスも渾身!て感じだった。観ていても「うおおおおおおー!」と
気分が盛り上がる、盛り上がる。

が、盛り上がった気分をしっとりと大人な「夜のボート」で締めてくれる。
うーむ。アンドレさん、いいね。でもフランツは鈴木総馬さんも負けてないというか互角だと思う。
見た目、歌、演技力と全部張り合えると感じたね。
(山口さんは好きだけど、やっぱり演技というか振りがマテに較べると
「ごめんなさい。負けてます。」って感じだからなぁ~)

「ヴェールが降りる(愛のテーマ)」では、マヤさんは白いロングドレス。
後ろに大きめのひだが1つ入っていて、そのひだだけ黒いの。で翻ると鮮やかなエメラルドグリーン。
モダンで格好良いドレスだったなぁ。
ラストでマテがマヤさんをお姫様抱っこするんだけど、そうするとドレスのグリーンが映える!

「カーテンコール」は普通のエリザのカーテンコールと一緒。
手拍子でそれぞれが出てくるアレ。

前楽は時間がなくてここで退出してしまった。残念!
楽日は、もう少しいたんだけど、この後にまた少しトークがあって
さらに「闇が広がる」を全員で歌ってくれて、大感激!
さらにさらに「世界の覇者」を歌って、マテ、ルカス、マジャーンが客席に下りていたような。
ま、マテは祭り大好きって感じだから、チャンスは逃さないよ(笑)
すっごおおおおーく盛り上がったところで、私はまたも退出。
サイン会に並ばないと会社に遅れそうだったから。

サイン会は、楽日のトークで突然マジャーンが
「ルカスやマテはサイン会をしていたけれど、私達も日本の観客の皆さんにお返ししたい!
ということでサイン会しまーす!」と急に話して、会場もどよどよ。
司会者の人が「詳細が決まったら連絡します」と話してとりあえずまとめたけど
本当に急に思いついたって状態。
休憩時間直前に、「ルカスかマヤさんのCDを購入した人に整理券配布」となって
それまでに購入していた人たちは、ルカスのシングル(安いから?)を買ってたみたい。
しかし売り場は大混乱。ただでさえ、楽日なので買い残しがないかと血眼になっているのに
さらに整理券求める人が押し寄せて、本当に大混乱だったよー。
私も前に突撃するのに数分、購入するにも時間がかかって
出るときには圧死するかと思ったくらい(笑)

そしてサイン会は、1出演者に1サイン、写真は最前列では不可というお触れあり。
写真はもう端からあきらめて、サインだけに集中。
しかし前から3人目だったので、凄い流れ作業!
手前からアンドレさん、マヤ、マジャーンだったんだけど
パンフをアンドレさんに渡したら、とっととマヤさんにパンフを回してしまって
マヤさんもパンフにサイン。ええー。私はCDに欲しかったのに…と思ってがっくりしつつ
CD持っていたら、マヤさんはCDをさっと受け取って「サンキュー!」といいつつ
サインしてくれたの! トークでは営業活動なんて思ったけど、営業活動でもなんでも
「サンキュー」と先に言ってくれるのは嬉しい! と現金にも思ったり(笑)
そして私より先にマジャーンにたどり着いたパンフのせいで、
マジャーンは「誰のー?」って感じでちょっと困ってた(笑)


いやー、これで3000円は本当にごめんなさいって感じ。
その分、ウィーン版のDVDも購入したし、友人分だけどライブCDも2枚購入したし
ルカスのCDもマヤさんのCDも買ったし、それなりに貢献したと思う(爆)


ああ、ぜひぜひまた来てほしいなぁ。



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5/27 ウィーン・ミュージカル・コンサート [ミュージカル]

ウィーン版「エリザベート」の来日公演を見逃し、
たった1回、新宿コマでコンサートバージョンの「エリザベート」を見ただけ。

なので今回「ウィーン・ミュージカル・コンサート」があると聞いても
食指が動かなかった私。
しかし東京の友人から
「いいなー。ぴあでこんなチケ出ててるの見て、大阪に住んでいたら毎日通うのに…」
というメールが来た。
なになに?
な、なんだってー!!!!
なんと、大阪圏のぴあ3店舗でのみ、超価格破壊チケットが売られているとのこと。
そのお値段、S席1.3万円がなんと0.3万円というではないか!(要は3000円!)
これは行かねばなるまい。

さらに劇場のみ販売のCD予約があるという。
今回のコンサートをライブCDだというのだが、友人からこちらの予約も頼まれた。
さらにさらに、ウィーン版「エリザベート」の日本語字幕付きのNTSC方式のDVDまで
販売しているという。こちらも劇場限定に近いらしい。

ということで色々購入の使命を帯びた私は、勤務表とにらめっこして
なんとかチケットを2枚購入。

そして今日、初めて行ってきた。
「ああ、行ってよかった…」

出演者はたった5人。
「エリザベート」のシシィ役のマヤ・ハクフォート。
「エリザベート」のトート役のマテ・カラマス。
「エリザベート」のフランツ・ヨーゼフ役のアンドレ・バウアー。
「エリザベート」のルドルフ役のルカス・ペルマン。
「エリザベート」のヘレネ役のマジャーン・シャキ。
『ウィーン版「エリザベート」1周年記念』と銘打ってあるだけあって
さすが前回のメンバー尽くし。

でもごめんなさい。1回しか見ていない私には、マヤ、マテ、ルカスの記憶しかなく
アンドレやマジャーンてどんなだったっけ? という豚に真珠状態。

演目は、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「ロミオとジュリエット」「レベッカ」「モーツァルト!」
そして「エリザベート」の5演目のなかからの抜粋。
ちなみに私は、前半3演目が未見。歌も音楽もまったく初めて。

いやでも、ものすごーーーーーーく楽しめた!
何と言っても出演者全員うまい!
ベテランの3人に、若いルカスとマジャーンというバランスもいい。
ベテランだって、アンドレとマテの正反対に近い個性を持つ二人と安定のマヤ。
5人というと少ないけれど、その少なさを補って余りあるベストメンバーなのだ。

曲としては、やはり「エリザベート」がいい。
そして初の「レベッカ」も、良かった。
「夢見るマンダレイ」と「レベッカ」は耳に残る。

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」と「モーツァルト!」は、イマイチ。
でも「モーツァルト!」は演目自体がそこまで好きじゃないんだけど
今回を見て、東宝版を見る気がまったくなくなってしまった…。
マジャーンの歌った「ダンスはやめられない」とマヤさんの「星から降る金」が絶品だった。

さて残る「ロミオとジュリエット」。
これはなんていうか…。
まず最初にイントロを聴いて思ったのが「安い!」ということ。
なんというのか、スーパーでかかる音、みたいなチープさ。
なのにやけに耳に残るんだよ!
帰り道でも耳から離れないっ!

そしてルカスとマジャーンが歌う「リーベ」。
これはいいっ!

ルカス、アンドレ、マテが歌う「世界の覇者」。
たぶん本当はロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオの3人が歌うんだろう。
でもアンドレ、マテのおっさんペアが投入されている。
おかげで、ものすごく歌に厚みがあって、すっごくいい!
3人ともはっちゃけて、客席に降りて走り回るし、大盛り上がりだった。

そう。ロミジュリの曲は、チープなのにキャッチーで
やけに耳に残って、後を引くのだ!

ああ本当に楽しかったなぁ。
もっとチケット取ればよかったぁ!
後1回なんて残念すぎるわ。。。




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6/15「レ・ミゼラブル」20周年記念公演 [ミュージカル]

まったくもって元気なわけだが、セールの後には
日比谷の帝国劇場で「レ・ミゼラブル」の20周年記念公演に行った。

20周年記念公演は、一応この日で終わりで
2007バージョンの新キャスト、アンサンブルに、過去のキャストが入り混じるという方式。
色々考えて、キャストは自分的に満足度の高そうな今日にする。

ちなみにキャストはこんな感じ。
 ジャン・バルジャン:別所哲也
 ジャベール:鹿賀丈史
 エポニーヌ:笹本玲奈
 ファンテーヌ:岩崎宏美
 コゼット:富田麻帆
 マリウス:泉見洋平
 テナルディエ:斎藤晴彦
 テナルディエの妻:阿知波悟美
 アンジョルラス:岡幸二郎

さて舞台は。
まず初見のバルジャン@別所さんは、かなり良い。
前半は若さがいき、後半は意外と若さが気にならない。包容力のある優しいバルジャン。
ジャベールの鹿賀さんは以前見たと思うのだが、今回は少し聞き取りづらい。
でも存在感は圧倒的。バルジャンとの対決シーンも迫力満点でワクワクする。

笹本さんのエポニーヌは「これぞエポニーヌ」とは思えないのだけど、でも結構好き。
ちょっとハスッパだけど、ボーイッシュなところがあるせいだと思う。
ファンテーヌの岩崎さんは、それはそれはファンテーヌにはまっている。
確かに見た目はちょっとふくよかで一見幸せそうな奥様風かもしれない。
でもあの説得力ある歌はさすが。
テナ夫妻には言うことがない。阿知波さん、好きだなぁ。
斎藤さんは結構なお年だと思うのだけど、昔聞いた「音楽の冗談」の頃と
声があまり変わっていないのではないかと思う。これって本当にスゴイことだ。
言葉も聞き取りやすくて◎。

マリウスはいかにもなマリウスだけど、以前見たときより安定していて
変に気にせず、観ることができた。エポとの「恵みの雨」は泣けた…

アンジョルラスの岡さんは、もうね、学生とは思えない堂々たる革命家。
グランテールより落ち着いて見えるアンジョルラスってのも、初かも。
あまりにも周りの学生たちと次元が違っちゃってて、ちょっと浮き気味。
でもそれが逆にカリスマ性を感じさせたけれど、正直な感想では
ま、学生さんたちのより一層の努力が欲しいところ。

名前の出なかった方については、察してください。
他の芸達者な人の中に入ってしまうと、まだまだ、まだまだでした。

それにしても今回のレ・ミゼ。
前回と演出が異なっているところが結構ある。

自分が一番気になったのは、ガブローシュが撃たれるシーン。
今までの「チビ犬でも~♪」の歌が好きだったのだけど、今回は別の歌。
「1、2、3…♪」と数え歌のように歌っているところを撃たれるのだが
撃たれるタイミングが早すぎやしないでしょうか?
まるで猪木の「1、2、3、ダー!」みたいなタイミングで撃たれてしまうので
ついつい笑いたくなってしまう。
文字にすると「1、2、3、パァーン!」(パァーンは銃声です)。
銃声をもう少し遅くするか、「3」にかぶせるくらいにしないと
あまりにも手順踏んで音鳴らせてますって感じがプンプンしてきて、萎えてしまう。
歌が変わるのは良いけれど、タイミングだけは何とかして欲しいです。

そういえば、ロビーにはファン感謝デーに飾ってあった色紙や衣装が展示されていて
たくさんの人が見ることができるようになっていたのは好感度大!
私もまたじっくり見られて嬉しかった。


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ウィーン版「エリザベート」コンサートバージョン [ミュージカル]

ウィーン版エリザベートを初観劇。
大阪の梅田で公演していたけれど、フィギュアスケートだ、夏のバレエだとチケットを購入していたら
遠征費用が乏しくなり、大阪行きは断念した。

そして5月から、新宿のコマ劇場で「コンサートバージョン」の公演が始まった。
当初は新宿コマも普通に上演する予定だったのだが、セットが入りきらず
宣伝途中から「コンサートバージョン」と銘打たれるようになったのだ。

で、この「コンサートバージョン」という言葉が曲者。
大阪で観ていた友人が「コンサートバージョンでも何でもいいからまた観たい」と思って観にいき
興奮気味に報告してくれたのだが、いわゆる棒立ち系のコンサートを想像していたら
全幕物からセットと大きな動きを省いただけで、かなり全幕に近いというのだ。
えええ? でも全幕も観てないしなぁと躊躇していたら
朝日新聞夕刊に公演評が掲載されており、ためらいが消えた。
とりあえず、1回は観にいっておこう。

しかし今月は夜勤が多く、13時、17時開演が多い今回の公演とはなかなか合わない。
なんとか19日のマチネ(前々楽だ!)に滑り込むことができた。

コマ劇場に入るのは初めて。意外と綺麗だし、客席に勾配が結構ある。
チケ貧乏、服貧乏なので、今回はA席。最後列から数えたほうが断然早いという席だが
センター寄りのため、本当に観やすい。

さて「エリザベート」。
東宝版のエリザベートを初演、再演と合わせて10数回観ているので、曲や筋はばっちり把握している。
が、なにせウィーン版は初めて見る・聴くなので、とてもワクワクする。
なお19日マチネのキャストはファーストキャスト。

パンフレットを見ると、セットの雰囲気に見覚えがある。
数年前に、清水の舞台から飛び降りたつもりで観にいった
ベルリン国立歌劇場の「ニーベルングの指環」のチクルス公演、あれと似ている。
と思ったら、演出家が同じハリー・クプファー。
舞台上を斜めに横切る大きなものが好きなのだろうか?

残念ながらコマ劇の「コンサートバージョン」では、舞台上中央にオケがいて
オケ後ろの高い段と左右のスロープ、オケ前にしか場所がないので
セットはかなり簡素化されていた。

で、舞台の出来は…
なんでもっと早く観なかったのかと、本当に後悔。
大阪に行かなかったことも本当に本当に後悔。
衣装といい、解釈といい、本当に素晴らしかった。

字幕も読みたいし、舞台も観たいし、目がうろうろしてしまう。
勿体無い!

やはり翻訳してメロディにのせるとなると、歌詞が簡素化されてしまっていて
まさに「ロスト・イン・トランスレーション」。
字幕を読んでいると、歌詞の深みが全然違うことに気づく。


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レ・ミゼラブル 20周年記念ファン感謝デー [ミュージカル]

なんと、当たってしまったのだ。
東宝ミュージカルのレ・ミゼラブルはかなり好きな作品。
でも2003~2004のシーズンからかれこれ3年弱、観にいっていない。
仕事が忙しくなったということもあるけれど、バレエ鑑賞に全力投球というのもある。
さらに、2003~2004の個性派ジャベール(内野ジャベ、高嶋兄ジャベ)にはまってしまい
普通のジャベでは物足りなくなってしまったという外道な理由も(笑)

そんなわけで東宝のメール会員のようなナビザーブから
「3月12日にレ・ミゼラブル制作発表を兼ねたファン感謝デーやるよ。応募してね」
のメールを見たときも、ふーん、という感じ。
でもナビザーブのチケ取りはいっつも外れているから、たまには当たるかも?と思い
ハガキを書いた。しかし「ハガキに書いて」とあった出演者などへの質問が思い浮かばない。
後で考えようと思って放っておいたら、到着締切日前日に!
慌ててどーでもいいような、よくあるような質問を書いて
都内だからギリギリ到着だよなーと思いつつ、送った。

そうしたら、先月末に東宝から手紙が!
封を開けてみると、楽譜と招待状が入っていた。
楽譜は全員で歌う為のもので、「ONE DAY MORE ~THE PEOPLE'S SONG」の副題。
最初は「ONE DAY MORE」の♪新しいこの日~♪の部分の輪唱、
マリウスの♪私は戦おう♪で
次は「THE PEOPLE'S SONG」の♪戦う者の歌が聞こえるか~♪、
アンジョルラスのワンコーラスの後、全員で「RED AND BLACK」の♪~ブラック 夜の終わり♪、
また「THE PEOPLE'S SONG」で♪列に入れよ~♪、
最後は ♪Ah~明日は♪で締め、という楽譜。

コワイのは輪唱だけでなく「THE PEOPLE'S SONG」では、ハモれるようにグループ1と2で
メロディが違っている!
まじですか? 主旋律は間違いなく歌えるけれど、ハモるのは無理です…
戦々恐々としつつ、一応声を出す練習などしてみる。(すっかりその気?)
東宝の公式ページのブログには、音楽監督補のビリーさんによる指導動画がUPされていたので
それもじっくりと何度も鑑賞。難しいよー。

場所は帝国劇場。ファンは普通に座席に座るのだけど、席は当日入り口で
封筒によるくじ引き方式らしい。
2階席まで使うのだったら、2階を引くとちょっと悲しいなーと思っていたけれど
寝坊してしまって、心配する暇もなくチケを引いた。
ちょうど引いたときに着席のベルが鳴り、慌ててあけてみると1階L列サブセンター。
おお、これは当たりかも♪
席に着くと、ちょうど前の列が3席ほど空いていて、視界も良好。

まずは20周年の記念映像。
過去の出演者をつなげて、役毎のメドレーになっていた。
うわー、懐かしい! と最初は楽しく見ていたが
やっぱり本田美奈子さんを見た後、ぐっときた。
もともとレミは歌自体がいいから、それだけでも涙腺緩むのに
ダブルコンボで、もうダメ。
でも周囲も結構涙腺緩んでいた模様。

その後プリンシパルが舞台上に勢揃い。不参加なのは
ファンテーヌの今井さん、アンジョルラスの東山さん、テナルディエの駒田さんの3人。
(他にもいたらごめんなさい)
そして各役ごとにまとめてのインタビュー。
バルジャン4人には、きちんと全員にインタビューがあったけれど
全員にインタビューしたのは、もしかしてバルジャンだけでは?って状態。
ジャベールも阿部さんと石川さんはほとんど話していなかったし。

インタビューで覚えているのは、ジャベールに対して
「ラストのピープルズソングに入っていないけれど、どう思う?」というもの。
司会のフジテレビアナ・軽部さんの指名で、答えたのは岡さん。
自分の勝手な思いだと前置きした上で『バルジャンが最後に灯す燭台の一つはジャベールに向けて。
ジャベールは舞台上に姿はないけれど、それによってそこにいるのと同じ。』というようなことを
考え考え話していた。

なるほどなぁ。
確かにジャベールは最後に迷いつつも何かを掴んだかのように舞台から去っていくわけだけど
それが無駄ではないと感じさせる、いい返答だなぁと思う。
これからは、岡さんのように思いながら観よう。

でもこのインタビュー、仕切りが悪くてちょっとイラッとする。
バルジャン4人には、ちゃんと質問し、それぞれに答えてもらっていた。
でもジャベールは主に岡さんのみ。他の3人は一言二言だけ。
それなのにテナルディエ3人にはちょっと長めに話を聞いたり
あまりファンのツボを押さえていない。なんだかなー。

そしてインタビュー後は、出演者による歌。
音楽監督補のビリーさんのピアノ伴奏と解説つき。

まずは「プリュメ街」。
コゼットは富田麻帆さん、菊地美香さん。マリウスは山崎育三郎さん、小西遼生さん。
そしてエポニーヌは知念里奈さん。
私は全員、今回初めて歌を聴くので楽しみ。
ただしインタビューやら雰囲気などから、失礼ながら富田さんはどうなんだろう?と思っていた。
なかなか歌えていると思う。マリウスの山崎さんもなかなか。
菊池さんは声が可愛らしく、いかにもコゼット的。小西さんは……。正直微妙。
内野ジャベや高嶋兄ジャベもOK(というか好き)な私だけど、小西マリには精進を望む。
で、知念さんは、ちょっとANZAさんを彷彿とさせるような歌声。
ただしルックスは人一倍垢抜けているので、ぱっと見ると
なぜマリウスはエポニーヌを選ばない?!と思ってしまう。
衣装つけると変わるかな。

つぎに「夢やぶれて」。
ファンテーヌは山崎直子さん。山崎さんは山崎勉さんのお嬢さん。
昔モデルをしていて、その頃、すっきりした顔がとても好きだった。
一時期はドラマにも出ていたのに、名前を見なくなったなーと思っていたら
レミに出るというので本当に驚いた!
そして歌もなかなか。結構長いこと声楽を習っていたらしい。
いかにも幸薄そうなファンテーヌが期待できる。
でも若干私が苦手なビブラート多用の歌い方なので、本番の頃にどうなっているか楽しみでもあり
怖くもあり。全編ビブラートになったら、ちょっと嫌だなー。

そして「スターズ」。ジャベールは阿部裕さん。
阿部さんは、以前グランテール役をしていた。(革命仲間の飲んだくれ役ですね)
歌い始めると、な、な、なんてソフトな歌声!
これがジャベール? これがスターズ???
しかし声量があるのか、どんどん圧倒されていく。
うーん、包容力のある歌声のジャベールって、演技がつくとどうなるのだろう?
なんだかある意味一番楽しみな配役かもしれない。

つぎは「オン・マイ・オウン」。エポニーヌは知念さん。
見せ方というか聴かせ方がうまい。やっぱり主演級に慣れているからなのだろうな。
やっぱり歌は張り上げ系というか、好き嫌いが分かれる感じの歌い方。
ちなみに私は結構好きなタイプ。

最後は「バルジャンの独白」。バルジャンは橋本さとしさん。
橋本さんは元劇団☆新感線。これまた歌を聴いたことがないので楽しみだった。
かなり歌える。しかも立って歌っているだけなのに、演技が濃そうな雰囲気が漂ってくる(笑)
ただ前半のバルジャンには合っていそうだけれど、人が変わってからのバルジャンは…
まだ年も若いし、演技でカバーしてもらえるのだろうか?
若かったときの山口バルジャンを思えば、何でも大丈夫か(苦笑)

ビリーさんは『いずれも練習中』と何度か繰り返していたから
これから発展していくのだろうと、つい期待が膨らんでしまう。
6月からの舞台を楽しみにしてますよ~

そして最後に、全員での合唱。
通路にアンサンブルさん達が散らばり、真ん中の席から上手、下手に分かれてパートを歌う。
安心したことに、HPでビリーさんがレッスンしていたように
パート2に当たった人は下をハモってね、なんてことはなく、みな同じメロディを歌った。

結構しつこく発声練習をし、その後何回かパート毎、部分ごとに練習をし
最後に合唱。
うーん。なかなか気分はすっきり。
久しぶりに歌ったおかげで、腹筋もちょっと痛い(笑)

歌い終わった後は、ついお隣さんとにこっとしてしまった。

なんだかこういうイベントって楽しい。
単に記者会見を見るだけではなく、キャストと一緒に歌えるというのは本当に喜びです。

○○回記念公演みたいなときは、最後にピープルズソングをみんなで歌ったりするけれど
レッド&ブラックを歌えるのはかなり珍しいし、レミファンとしては嬉しい。

しかも希望者の一部は、舞台上まで上げてもらえて、プリンシパル達と歌っていたので
これはもう鼻血ものというか、本当に本当に一生の思い出ですね。

ぜひぜひ次回もこんなイベントお願いします!

ちなみにお土産は、20周年記念と書いてあるA4クリアファイルとマウスパッド。
クリアファイルは表面がレミのいつものイラスト、裏は今回歌った歌詞。
マウスパッドは、何故か博多座のものでした。


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ナイン THE MUSICAL [ミュージカル]

アートスフィアにて、デイヴィッド・ルヴォーの『ナイン』を観た。
BWではアントニオ・バンデラス主演で上演され、トニー賞も獲った舞台。
もとはフェリーニの「81/2」。

微妙に期待しないで行ったんだけど、ものすごく面白かった

以下、ネタバレあり

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