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2015/6/30 東宝「エリザベート」マチネ [ミュージカル]

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欲望のままチケットとっていたら、訳のわからないことに。
土日フィギュアからの火曜エリザ、水曜飲み会、木曜2CELLOS、金曜エリザ、土日フィギュア。
どうなってんの?
おまけに3日の金曜までにマッドマックスの4D観たいけど、もうかなり無理(笑)


しかし本当に超久し振りのエリザベート。
確か私が最後に観たのは、2005年。もう10年も前なんて!
でも2000年の東宝初演から10数回は観ているし、ウィーンミュージカルコンサートなんかで聞いているから、曲はまったく忘れていない。

で、今回観て思ったこと。
昔と音楽のアレンジ、オケの編成が変わっているのではないかなと。
昔のちょっと安っぽい音の作りよりは、もう少し良くなった印象がある。

あとはもうとりあえず羅列。

・とろろ昆布!
・山崎ルキーニはちょっとチンピラ風。高島兄のくどさは結構好きだったから残念。
 でも全体とのバランスで考えると、今のメンバーには高島兄はくどすぎかも。
 ただ時勢に乗ったネタはちょっと痛い。
・まりおフランツ、若フランツはタミーちゃん人形みたいだけど、老フランツはいい感じ。
・城田トート!!!!!!!!!すみません、ナメてました。
 低音ボイスがかなり好み〜!見た目も人間離れしてる〜!でもたまに首もと埋まった感じなのが残念。高身長の人特有の猫背感がたまに出てしまう。でもシーンによってはそれが襲い掛かる風で良い!
 (しかし高身長でまったく猫背感がない山口祐一郎さんと斉木しげるさん…共通点は天然…)
・古川ルドルフは、少しキョドった感じがいい。線が細いから後ろに城田トートがくると襲われてる感ありあり。
・「ミルク」は缶を床にダンダンする昔の振りのほうが好き。
・ちびルドと伯爵、皇太后のシーンて昔はなかったような…
・マダム・ヴォルフの娘たちの露出が減ったような。
・蘭乃シシイは、声が苦手。裏声になると声の質が変わるので、歌っている時にスムーズな感じがない。それに結構外しているような…

うおーーーーーー!
なんだかんだ言っても面白いぞ!
とりあえず、花總&城田組は1枚確保しているので、花總&井上組を確保せねば!
しかしどうして今年はこんなに色々目白押しなんだろう。
少しバラけて来て欲しい…

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2014/11/24 ミュージカル「Singin' in the Rain」 [ミュージカル]


Singin' in the Rain: 2012 London Cast Album

Singin' in the Rain: 2012 London Cast Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: First Night Records
  • 発売日: 2012/10/09
  • メディア: CD



大層面白かった!
諸事情により(9月遊びすぎ&10月からの繁忙期被りなど)で
とりあえずチケットをとったのは千秋楽の11月24日公演のみ。
マシューの白鳥の時に、会場内で販売もしていたけれど
はっきり言って白鳥に夢中で、こちらの追加券購入なんて頭の片隅にも入らなかった。
きっと残席あるし、そのうち得チケでたりするかもなーくらいに思っていたのだ。
が、なんと、「なるべく良席で」なんて思ったら
もうまったく買えなかった。
一体どこへチケットは行ってしまったのか?
他の演目と何がそんなに違って、チケットの売れ行きが良かったのか?
主演のアダム・クーパーの名前は、oldバレエファンや、マシューの白鳥好きには大きい。
でも最後の来日からもはや5年。
その前回の来日公演だって、あまり踊らない「兵士の物語」だった。
今のアダムがどうなっているのか、そう考えたらそこまで売れるとは思えなかった。
演目は確かに超メジャー。
でもメジャー演目だから売れるってわけでもないし…

で結局は、今回は1公演のみとなってしまった。
それでも1桁列センター、しかも濡れる心配なしという良席を手に入れていてよかった。

人気のほどは観て判った。
アダムが、とかではなく、とにかく本当に演目が楽しいのだ。
子供が観て気まずいシーンもなく、わかりやすい。
もちろん楽曲も2大耳馴染みの良い曲「Good Morning」「Singin' in the Rain」があり、
ある年代以上は絶対に聞いたことがある。

歌も踊り(主にタップ)もあって、それも楽しさにつながってはいるけれど
話の展開、セリフがとにかく面白い。
だからたぶんそこそこ歌って踊れる人が主演していれば、楽しめる舞台なのだ。

いや、本当に楽しかった!

アダムは正直期待していなかったので、あれだけ歌って踊っているならOK。
数公演見た友人は「今日が一番ノリノリで踊りのキレもあった!」とのことだった。

コズモ役も上手いし、キャシー、リナ役もそれぞれうまい。
特にリナ役はお気に入り!!!
素っ頓狂な声、アヤシゲな音程の話し方、歌をどうやって毎公演こなしているのか。
しかもどうにも憎めない可愛らしさ。
「デザート前にデート相手が消える」って可愛いなぁ。

いやぁ、本当に楽しかった!
ぜひまた来て欲しいな。(アダムで無くても可)
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2014/10/07 BILLY ELLIOT [ミュージカル]

今回のロンドン旅行はマシュー・ボーンの「Lord of the Flies(蝿の王)」を観るため。
とはいえ、せっかくだから何か観たいと思って、筋もわかっているこちらにした。
映画の「リトル・ダンサー」からどういう風にミュージカルを作ったのか興味津々だったし、
12月に舞台中継上映があるらしいと聞き、上映を観る前に生で観たかったというのもある。

tktsでチケットが出ることもあるようだったけれど、朝tktsに寄って、というのも面倒なので
思い切って事前にWEBで直接購入した。
観たことがある友人から「できれば通路側がおすすめ、劇場前方は観づらい」と聞き
奮発して一番高い席にしてみた。でも通路側ではないけれど…。
StallsのH22で、なんと86.20ポンド。今のレートだと相当お高い。
で、書いている今になってVATの書類貰うの忘れていたことに気付いた。ショック…。
時間ギリギリに駆け込んだから、綺麗さっぱり忘れていたよ…。
と凹んでしまったけれど、調べたらチケット類は還付がないらしい。
セコイけど、還付しそびれたわけではないので良かった!

本日のビリー君はOLLIE JOCHIM君。マイケル君はぺら紙が挟まっていて
TODD BELLくん。ビリー役は4人で回しているようでその中の一人。
マイケルは3人が担当しているようなんだけど、4人目の子でした。
デビーは判断できず。でもデビー役の子、いい感じにこまっしゃくれていて良かった。

ところどころしか聴き取れない私でも、映画を観ていたのでそれなりに楽しめる。
キーワードは「Bastard /ろくでなし」かな。

19時30分開演(少し遅れた)で、終演は22時30分。長い!
観ている間は長さを感じさせないんだけどね。
そしてヴィクトリアパレスシアターは、E列まで段差なし。
F列から段差がある。
列間は狭いから、通路から離れた席ならば早めに到着するのが吉。
そして手荷物検査もある。
ガッツリバッグの中を見ていたけれど、何がダメなのか不明。
剥き出しで入れていたカメラにも反応なし。
ペットボトルは入れていなかったからわからず。

以下ネタバレあり。
ママの手紙シーンはもう涙なしには観られない。
淡々としているからこそ、余計に悲しい。

ちょいボケが入りつつあるおばあちゃん(食べ物を隠して忘れちゃう!)の
若いころを思い出して歌うシーンは、おばあちゃんもよいし、昔風にめかしこんだ男性たちの踊りもいい。

ちょこちょこ笑えるシーン(ビキニエプロンやら明るくキツいサッチャー批判とか)もあるけれど
基本的に男性出演者が多いので、歌声は力強い。
特にラスト近くの歌!
炭坑に潜っていく男性陣が力強く歌うのだけど、その前にストは終息、労働者側が負けているのだ。
ここのシーンも泣けてしまうんだな。


踊りとしてはメインはタップ。
そこにビリーと女の子たちのバレエシーンが挟まるのだけれど、
女の子たちのバレエシーンがおかしいのなんの!
私もほんの少しだけ子供のころバレエを習ったのだけど、まさにあんな感じ(笑)
きゃーきゃー言いつつ、適当に、でも雰囲気だけは「子供の考えるバレエ」を醸し出し…と
本当に「本気で習うバレエ」ではなく、「お稽古ごととしてのバレエ」なんだよね。


それにしてもビリー役は本当に大変だと思う。
主役だから出ずっぱりだし、たぶん結構踊れるだろうし、日々の舞台で踊りが向上しても
バレエシーンはあまり上手さを出してはいけないのだ。

そしてマイケル役はとっても美味しい役。
私が観た時はとってもかわいい顔の男の子が演じていたので、ワンピース姿も似合っていた(笑)

名前(役名)がわからないけれど、一番のちびっこもとにかくかわいい!
一番最初に現れて、舞台を「よいしょ、よいしょ」と登っていくのが本当にかわいらしいのだ。
その後もお父さんにまとわりついていたり、ボクシング教室では怪しげな腕立て伏せを披露したり
愛らしいったらない。

カーテンコールでは女性陣は全員白いチュチュ姿でタップ!
老いも若きもチュチュ姿!圧巻です。
お父さんとお兄さん役もオレンジのつなぎの上にチュチュを付けて登場して
ずどーんと重かったラストがさらっと払しょくされる。
この辺り、本当に上手いと思う。

そしてそして、作曲はなんとエルトン・ジョン!
マイケル君の歌(ゲイも個性!みたいな歌)なんて、エルトンの心情溢れているのかなーと思ったり。
でもエルトンがあの重く骨太なラストの曲も作ったのかと思うと意外でもあり。

ああ本当に面白かった!
早く舞台中継上映が観たいなぁ。

以下ネタバレあり!!!!!


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2013/3/12 フランス版ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」 [ミュージカル]

仏版なのに英語上演のこちら、かなり満足した。
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仏版ミュージカルというと「ロミオ&ジュリエット」。
あちらは曲がキャッチーで良いものが多かったけれど
いかんせんキャストや踊りが好みではなかったので、満足度低かった。

が、こちらは意外と単調な曲があったけれど、その分踊りでカバー。
踊りもかなりパフォーマンス寄りで、中途半端にバレエ寄りだったりするよりは断然いい。
キャストも結構良かったと思う。

本日のキャストはこちら。
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エスメラルダとフェビュスがセカンドキャストなのね。

しかし主な登場人物、誰にも感情移入できないし共感できなかったなぁ。

エスメラルダと偽の結婚をするグランゴワールは、ロマではなくそこへ紛れ込んだ詩人であり
舞台上は狂言回しの役回りをしている。
そんな彼は、なんとエスメラルダが絞首刑になった時に姿をくらましてそのまま終わり。
ショックを受けたにしろ何にしろ、薄情すぎやしませんかね?

フェビュスは、バレエだとエスメラルダ一直線な人なんだけど
こちらではお金持ちお嬢とエスメラルダを掛け持ちする二股男!
おまけに「二人の女を愛せる男〜」とかヌケヌケとぬかすようなナルシスト。
これはエスメラルダの見る目がなさすぎる…

フロロ司教は、眠っていた肉欲をエスメラルダが目覚めさせたから
彼女は魔女!の一本槍。
ある意味可哀想な人かも。

エスメラルダは、アホなフェビュス一直線な純愛の人なんだけれど
結構ちゃっかりしてると思った。
というのもカジモドにお水を上げるシーン、バレエでは自らお水を上げに行っていたけれど、ミュージカルではクロパンに促されて嫌々お水を上げに行っている。
それなのに後のシーンで
「お水をあげてから、カジモドと私は友情で結ばれている」的なことを歌う。
ええ?違わないか?
どちらかというとカジモドの愛情に寄りかかっているだけに見えるけれどなぁ。

カジモドは、エスメラルダ一直線でこれまた純愛の人。
でもね、ラストの「DANCE MY ESMERALDA」の直前に
「二人で埋めて欲しい〜それが僕達の幸せ〜」みたいなことを歌うのだ。
いやいや、それ違うから! エスメラルダはそれ、望んでいないと思うよ。

というわけで、どの登場人物も独りよがりなんだよねぇ。
これって元々なのか、Lost in Translation的な事情によるものなのか、
気になるところではある。

それでも「THE AGE OF THE CATHEDRALS」も「DANCE MY ESMERALDA」も
本当に名曲で素晴らしかった。

ちなみにカーテンコール時は撮影可能。
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2012/10/30 ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート [ミュージカル]

昨日に引き続き、エリザへ。
本日はプレゼント付きチケットで、クリアファイル3種類(東宝版、ウィーン版、ガラコンサート版)をいただいた。
おまけに本日は入場者全員に、マヤさん、マテ、ルカスの3人並びの写真をプレゼントなのだ!
3人とも印刷サイン付き。

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こちらはウィーン版のファイルと写真。

本日は夜勤のため、音楽付きカテコの前で席を立った。
残念だったなぁ。

そういえば、最後、マテはマヤさんのドレスを踏んでしまい、
階段でこけそうになってしまっていた。危なかったよー。

そして少しサイドの席で見ていると、マヤさんは結構横顔が老けた感じがした。
少女時代のエリザも演技で違和感がないのだけど、やっぱりエリザ役は潮時なのかなぁ。
29日は、パパの鏡を取り上げて、パタパタとさせて見えなくさせ
30日昼は、パパと鏡の間に顔を突っ込んで見えなくさせ、と
おちゃめっぷり全開で、本当に少女役に違和感がない。
かといって、もちろん晩年のエリザもしっくりはまっているので
歌だけじゃなく、演技力が本当にあるんだよねぇ。

ルカスは痩せたせいか枯れた印象。
キラッキラの道に迷う若王子、というより実物のルドルフに近づいているかな。
その分「闇が広がる」も若さで突っ走るというより
焦燥感がより感じられるような演技だったと思う。
端役のときには口髭をつけているのだけど、それがかなり似合ってる。
マジャーン・シャキと一緒にCDを出したようで、購入しなかったけれど場内で販売していた。
そうか、マジャーンとまだお付き合いしてるのね。良かった!

フランツのアンドレさんは、もう毎回超安定。
ソフトな声といい、雰囲気といい、フランツに本当にぴったり。
なんというのか「中庸」って感じなんだよね。
マヤさんとの「夜のボート」、素晴らしくよかった。

ルキーニのブルーノは、29日も30日もマダム・ヴォルフ前で小芝居あり。
ドイツ語で歌い始めるけれど、字幕が出ない。
途中で字幕が出ていないことに気づいて、もう一度歌い直し。
が、今度は日本語で!
ちょっと早口なリズムなので、部分的に聞き取りにくいけれど
「ウィーンはオフシーズン」とかむっちゃ綺麗なフレーズだった。
やっぱりマテといい、マヤさんといい、耳がいいのねぇ。


それにしてもあっという間の2日間だった。
アレやコレに行かなければ、もう1回はチケット買えたなーというのが
ものすごく心残り。

とりあえずウィーン版DVDを見て、色々補完しようっと。


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2012/10/29 ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート [ミュージカル]

凄かったーーーーー!
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エリザベート役のマヤ・ハクフォートは今回限りでエリザ役を卒業するという。
一言で言って「勿体ない!」。
まだまだ歌えそうなのになぁ。

本日は、二日前くらいに公式HPで購入した席。
これがなんと11列ど真ん中!
招待席の戻り分だと思うのだけど、超ラッキーだった。

パンフを購入すると、なんとマヤさんの写真つき。
太っ腹だわ!

しかし久しぶりのエリザベート。
東宝版も数年遠ざかっていた。
それでもやっぱりエリザベートは好きな演目。
曲、構成、もろもろがとにかく好き。
コンサートバージョンなので、少し端折り気味だけど十分満足できる。

出演者はこんな感じ。(私ではないどなたかのシルエットがうっすら見えている…)
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上演時間はこれ。
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休憩時間にとった新宿方面はこんな感じで晴れていた。
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でも終演後には、日も落ちて富士山の綺麗なシルエットが。
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さて本編は言うまでもなく、本当に素晴らしかった。
オケもかなり健闘。トランペット、ソロであやふやなところもあったけれど
しっかりこらえて頑張っていた。エライ!

本日は、終演後にサプライズ企画あり。
ということでそちらを頑張って思い出して書いておく。

まずマテがマイクを掴んで日本語で挨拶!
「こにちはー」
「少しうまくなったよ」的なことも交えつつ。慣れてるな(笑)

そしてマヤさん。通訳の高島さん(梅芸でも見たわ)が同時通訳。
マ「オランダ語、ドイツ語、英語、少しフランス語も話せるけれど、日本語は話せないの」
みたいな話の後、マヤさん長く話す話す。
後ろの出演者も少しざわざわ。
マテが突っ込みを入れ、そこでマヤさんがハッと気づく。
同時通訳するのに長すぎたわーと。
あああー、ごめんなさい的なマヤさん、可愛らしかった!
高島さんもあうーという雰囲気を出しつつも「がんばります」と。
で、内容は「この舞台を出ることによって友達&仲間ができ、
こうして忠誠(忠実)な日本の観客の前で、仲間と公演できて幸せです」
というようなことだった。
マヤさんが話している間、後ろの出演者たちも嬉しそうだったのが印象的。
チームワークいいのね。
そして「マテは日本語で歌える『私が踊るとき』を歌います」と言って
がばっと胸元を開き、そこからやおら扇子を取り出してみせた。
「私はこの扇子を見ながら歌います!」ということで、サプライズは日本語「私が踊るとき」。
扇子の取り出し方も、なんだかお茶目でとっても可愛らしかった。

このとき、子役のクリスチャン君がさーっと舞台から捌けていった。
マヤさんとマテは「えっ?何?何?」「なんで?」的な素振り。
ルカスや周りの出演者が腕時計があるあたり(手首外側)を指したりして
「時間がね」的なジェスチャーをしていた。
ふーん。昼間の公演でも何か時間的制限あるのか?と思いつつ見ていた。
マヤさんもマテもなんだか納得していたよう。

さて歌は、マテは全編日本語、マヤさんはところどころ(サビの部分)日本語で披露。
いやー、マヤさん日本語も上手い。
耳で聞いて覚えたんだろうけれど、さすがだわ。
マテは目を閉じて聞いていたら、少したどたどしいかな?と思うだろうけれど
まさかあんな金髪のにいちゃんが歌っているとは思うまい。

途中でマテがマヤさんの肩をもんだり、扇子を奪い取ったりと笑わせてくれる。
マテが扇子を取る直前に、歌詞を間違えていたので
マヤさんは少しぽかんとした表情をしていたところ、扇子を奪われてしまっていた。
カンペが貼られている扇子を盗られたマヤさんがちょい怒ったり(笑)

歌も素晴らしかったし、共演者みんなが仲良いのが良くわかって
本当に素晴らしいひと時だった。

そして歌い終わったときに舞台袖からクリスチャン君が花束を持って登場。
マヤさんは本当に驚いていた。
うーん、この共演者たちのだましっぷり。凄い。

今回の来日公演は、本日と明日のマチネの2公演のみ。
千秋楽もチケットを取っていたけれど、サプライズ企画を見ていると
確実に夜勤に間に合わなくなってしまうので、涙を飲んで諦めることにした。

ああ、千秋楽行ける人がうらやましいわー!



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2012/10/10 フランス版「ロミオ&ジュリエット」 [ミュージカル]

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面白いけど、はまるほどではなかったな。

以前に観た「ウィーン・ミュージカル・コンサート」で曲を聴いてから
とても気になっていた。
宝塚版、日本版とあったけれど、ウィーン版の印象が強いからか
なんとなく見に行く気がしなくて…。
そしてやっと大元のフランス版の上演!
これは行かねばなるまい。


曲は確かに良かった。

でも出演者が今一つ、好みじゃなかった。

ジュリエット役のジョイ・エステールは、見た目も歌も好き。
好演でしょう。

ロミオ役のシリル・ニコライは、微妙にスタイルが悪い。下半身どっしりというか、足が微妙に……
上半身を見るといい雰囲気なのに、全体を見るとなんとなーく漂う安っぽさ。
たぶん姿勢が悪い時が多いんだと思う。
ぱっと見たときに、私はロミオよりパリスのほうが好みだったんだよねー。
これはもう好みだからどうしようもない。
でも演技は結構いい感じだった。
歌は、コーラスがあるような歌だとバックに負けてしまっていた。
ソロはなかなかなんだけどな。
もう少しマイクの音量上げてもいいような気がした。
ちなみにパリスは出てくるだけ。
パリス役の人は、ダンサーとしてキャピュレットの一員がメインみたい。

ベンボーリオ役の人はうまいけど、見た目老けてる。
「俺は20歳」みたいな歌詞があるんだけど、吹きそうになってしまった。
いくらなんでも、君が20歳というのは無理があるよ…
でも一番安定していたような気がする。

マキューシオ役は、役柄自体がエキセントリックすぎてついていけず…
バレエだと「気のいい友達」的な感じなのに
なぜあんな役になっちゃったのだろう?

対してティボルト役は、最初から悲哀があって
マキューシオvs.ティボルトだと、断然ティボルト支持!て状態。
だってティボルト、キャピュレット家で居場所がなさそうだし、
ジュリエットにいじいじと片思いしているし、切なすぎだろ!
そしてティボルト役の人は、ちょいむちっとしていて
バレエでのティボルト役と全然受ける印象も違う。
今まで観たティボルト役は、だいたい細くて鞭のような人が多かった。
そういう人に、嫌ーな感じのティボルトは合っている。
でも今回のティボルトは、見た目も役柄もドンぴしゃ。
歌もうまかったし、良かったな。

ヴェローナの大公は禿のイケメンおじさん。
彼も歌がうまかった。

キャピュレット家のパパもうまかった。
ママのほうはなんだか派手なので、これはバレエのクランコ版みたいに
不倫設定か?!と思わせて、どちらかというと虐げられている役だった。
モンタギュー家のママは、いかにもママなどっしりとした存在感のある人。
ラストのママ二人の歌は良かったけれど、ロミオママの勝ち。

神父さんは上手いけど、歌よりでっぷりしたお腹に目が行ってしまった。
ぶるんぶるんと揺れていて、自前なのかなぁと思ってしまったよ。

ダンスが迫力!と聞いていたけれど
残念ながら迫力は感じなかった。
特に「死」の女性が、あまりうまくなくて
ターンとかも安定していないから、今ひとつに感じたのかも。

モンタギュー家の一番背の低い男性が、重心が凄く決まっていて
武闘系振り付けがとってもキレキレだった。

曲は本当に好きなんだけど、通してみるとなんとなーくイマイチ。
たぶん「世界の覇者」辺りは、ウィーンミュージカルコンサートで
ルカス・ペルマン、マテ・カラマス、アンドレ・バウアーで歌ったのを聞いているから
あの声量、上手さと比較しちゃうからダメなんだろうなぁ。
実際にアンドレさんあたりがベンヴォーリオだったら、老けすぎていて嫌だけど(笑)

ロミオとジュリエットが死んだ後、神父の歌があって
さらにママたちの歌があるのも余韻がなくて嫌だった。
余韻どころか間延びしてるよなぁ、て感じで。

でもとてもサービス精神旺盛で、終演後のカーテンコールでは
3曲か4曲やってくれたし、ヴェローナ大公は客席に降りてくれたし
さらにロビーで主役4人の撮影会はある。

友人に尋ねたら、日本版、宝塚版は演出がかなり違うらしい。
今回も初演版とは違うらしいけれど、一応見られたのは良かった。

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2011/5/6 「レ・ミゼラブル」 [ミュージカル]

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久しぶりのレミゼ。
今の版も昔のに比べたら短縮版なのに
次回上演からさらに短縮版になるとのこと。
時代にあわせて変えていくという演出家の希望だそう。
いつ行こうかなーと思ってる間にもチケットは売れ、
入手が大変な状況になってしまった。
最悪当日券で、と思ったけれど大阪から朝10時の販売に向けて行くのは難しい…。
が、譲渡掲示板で今まで座ったことがないような良席を
運良く譲って戴けた! 大感謝しましたとも!

本日は、別所バルに岡ジャベ。
この二人が揃っていたら他がイマイチでもいいなー
なんて思っていたら、嬉しい誤算。
皆かなり良かった。

カテコでは、別所バルが面白くて!
山崎マリウスと中山コゼットに割り込み
コゼを拉致かと思いきや、コゼ脱走、マリウスへ一直線!
バルは、一瞬ポカーン(笑)
それからマリウスを追って猛ダッシュしていた!
次の時は、バルがファンテとコゼに「おいでー」と手を広げていたら
ファンテとコゼは手をつないで二人で逃走!
またもポカーンなバル(笑)
確かマリウスの手を取って退場。
次もコゼ拉致を目論んで失敗。ジャベと共に退場。

面白いなあ、別所さん。他メンバーも仲が良いのがよくわかる。

ああ、本当に見られて良かった!
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2010/12/19 「アベニューQ」 [ミュージカル]

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詩的で美しい舞台を観た後は、まーったくの別世界な
来日ミュージカルの「アベニューQ」を観に東京国際フォーラムへ移動。
Cホールですこしこじんまりとした公演。
ポスターを携帯で撮ったけど、左上のルーシー・ザ・スラットに顔認証が(笑)
他のパペットは顔認証されず。目か?

こじんまり、でも「アベニューQ」は凄いんだよ!
2004年のトニー賞では、日本では四季が上演している「wicked」をやぶって
作品賞を獲た問題作なんだから!
トニー賞はNHKで毎年生中継しているけれど、このときもTVを観ていて
キモ可愛いパペットが出てきて歌う歌にやられた。
「私ってサイテー! It sucks to be me!」という歌だった。
しかしちょっとブラックな笑いぽかったので、日本には来ないだろうなぁと思っていた。
あれから6年も経ってしまったけれど、まさか来てくれるなんて!

いやー、楽しかった。
前の方の座席でみたので表情もよく見えたし、本当に面白く
にやにやと笑いっぱなしで顔が痛くなった。
でも笑えるだけじゃなく、少ししんみりする歌もあって
本当に出来のいいミュージカルだった。作品賞、超納得!
下ネタも明るく笑える下ネタで、本当に面白い。

なんで東京だけの公演なんだろう?
関西でもやってくれたら、もっともっと通うのになぁ。
出演人数も少ないし、セットも少ないから地方周りできそうなんだけど。

出演者ではケイト・モンスターとルーシー・ザ・スラットを演じていた
アシュリー・アイリーン・バックナムさんが好き。2声を使い分けていてうまい。

ところでケイト・モンスターはプログラムによると
ハロー・キティ好きとあったけれど、パジャマ?で着ているピンクのTシャツは
偽キティの柄(笑)
あれ?と思ってオペラグラスで確認したら、口元が違う!
あれってわざと?サンリオに遠慮してる?

バッド・アイデア・ベアーズもいい!
「ビール飲むといいよ!」
って「問題先送り委員会」だ!

ああ、また観たい!
せめてCDだけでも買っておこうかな。
輸入盤探さないと。


Avenue Q

Avenue Q

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA Victor Broadway
  • 発売日: 2003/10/20
  • メディア: CD



Avenue Q

Avenue Q

  • アーティスト: Robert Lopez,Original Broadway Cast
  • 出版社/メーカー: Sonybmg
  • 発売日: 2006/07/31
  • メディア: CD



と早速購入。私が買ったのは黒い方。
こちら売り切れのようなので、たぶん中身は同じで新装された黄色の方をおすすめ。

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